●搾取のカラクリ・・・
筆者が牧師をしている教会は、西中国教区で一番小さな教会・・・。
一番<小さい>ということは、牧師の収入である<謝儀>が一番<少ない>ということを意味します。
それでも、今年の4月以降、厚生年金の「比例部分」が入ってくるようになりました。しかし、牧師になってからの収入の少なさがたたって、ある<等式>が成立するようになっています。
それは、次の等式です。
厚生年金の「比例部分」=所得税・県民税・市民税・社会保険料・厚生年金掛け金
つまり、60歳になって受給できるようになった年金とほとんど同額が、所得税・県民税・市民税・社会保険料・厚生年金掛け金等、公的に徴収されてしまう・・・、という現実に直面しているということです。
筆者、昨今よく言われる、年収200万以下の1000万人の内の一人に数えられますが、筆者だけでなく、彼らも似たりよったりの環境の置かれていることと推測されます。
この<等式>を前に、筆者の脳裏に思い浮かべる言葉は、<国家的詐欺>・・・、という言葉です。昨今、いろいろな詐欺が横行しています。それが事件として報道される毎、「騙す方も悪いが、騙される方も悪い・・・」、「騙されないように・・・」という報道がなされます。
なぜ、日本の社会から、詐欺事件がなくならないのか・・・。
日本の国家・社会の仕組みそのものが、国民をターゲットにした<詐欺>構造・<詐欺>システムであるのではないか・・・、と疑心暗鬼に陥ってしまいます。
60歳になって年金を一部受給できるようになったと思ったら、それと同額、公的機関から請求書が送りつけられてきた・・・、何となく<ダマサレタ・・・>という感じがしてしまいます。
さらに、ガソリン・灯油・石油製品、食料品などの値上げと、消費税導入の先触れ・・・、<詐欺>がいつ<搾取>に転じないとも限らない・・・。
「国民は、生かさず殺さず、搾取する・・・」、それは、近世幕藩体制下の民衆支配の方法ではなく、近代中央集権国家の、明治天皇制国家の、戦前・戦後を通じた民衆支配の基本的な姿勢です。
取り返しがつかなくなる前に、格差社会構築をもって政治理念とする小泉政治とその残像は、早急に更迭・払拭し、<国民の国民による国民のための政治>を取り戻した方がいい・・・。
自暴自棄になって、自殺したり、関係のない他者を殺害したり、一家心中したりしても、この世の中何も変わらない・・・。権力者は、高みから、<落伍者>の無様な姿をひとごとのように笑っているだけだ。
確実に世の中を変えることができる方法があります。次の衆議院議員選挙で、格差社会を構築してきた自民党・公明党に票を入れないこと・・・。
それまで、年収200万以下の1000万人の国民のみなさま、悪戦苦闘しながらでも生き抜いていきましょう。
次回の衆議院議員選挙における1票・・・、いままでの1票と違って、数十倍の重みがあるのではないでしょうか・・・。少なくとも、<政権交代>によって、合法的に格差社会にストップをかけ、そのひずみを是正できる可能性があります。
善良なる国民を政治的な体質に変えていくものは、政治そのもの、<悪政>そのものでしかありません。
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