2007年11月17日 (土)

●日本文化史研究者の方来訪・・・

今朝、日本文化史研究者の方が出張の途中、当方に立ち寄られました。

年内は仕事が忙しく、今年最後の来訪になるとか・・・。

今日は、最初から最後まで、日本文化史研究者のお話に耳を傾けていました。学者・研究者・教育者もいろいろ大変だなあ・・・、と実感させられました。

自分の人生設計通りにその人生を歩むことができる人はほんの一握りかも知れません。みんな、多かれ少なかれ、不本意な生き方を余儀なくされているようです。

日本文化史研究者の方が来られたとき、礼拝堂の机の上には、部落問題・部落史関連の文献を広げているところでした。

この前の西中国教区の教職研修会のとき、休憩時間・自由時間・就寝前の時間に、『部落学序説』の続きを執筆するつもりで、みかん箱2箱分の文献を持って行ったのですが、読んだのは、柳瀬勁介著『社會外の社會穢多非人』のみでした。1本の文章も書くことはできませんでした。

畳み一枚分の机の上には、その時の資料・書籍が散乱していたのです。

日本文化史研究者の方から提供のあった雑誌『部落』の復刻版も、今は、無学歴・無資格の筆者の手にかかって、色とりどりのマーカーで彩られ、黒や赤の鉛筆でメモ書きがされています。

その様子をみられて、日本文化史研究者の方はほっとされたようです。

筆者は、入手した書籍は、必ず読破する・・・、というのを原則にしていますので、提供のあった本は、日本文化史研究者の方に限らず、東洋史研究者の方、部落解放同盟新南陽支部・部落史研究会の方々から提供された文献も必ず目を通すことにしています。

机の上に開いていた書籍は、『情報化社会の統計学』・『テキストブック経済統計論』・『アンソニー・ギデンズ社会学』・『アメリカの社会保障』・『社会調査のウソ』・『格差社会』・『下流社会』・『不平等社会日本』・・・。

西中国教区の教職研修会・・・、内容が難しすぎて、無学歴・無資格の筆者は理解することができませんでした。そこで、講演の内容をもう一度確認するために、上記の書籍を読み直しているのです。

統計の技術的な知識は、50歳の手習いで、情報処理技術者試験を受験したときに学習しましたが、<統計理論>については、今回はじめての学習です。

94歳の團藤重光氏・・・。

94歳にして、「せいぜい一日六、七時間・・・」のペースで原稿を執筆されているそうです。

『反骨のコツ』、筆者は、多くの刺激を受けていますが、この團藤重光氏の言葉・・・、驚きの思いをもちます。そして、その事実だけで、尊敬の念が高まってきます。

團藤重光氏の言葉を前に、筆者は、やはり、自己の無学歴・無資格であることを素朴に追認することになります。

52歳の年の差を超えて、團藤重光氏と対談する伊東乾氏・・・。彼の言葉に、「誰かがやってくれる・・・」、それは、「思考停止」であるとの言葉がありました。

團藤重光氏にしても伊東乾氏にしても、「思考停止」という言葉は生涯無縁なのでしょう。

筆者も、年老いて、「思考停止」に陥ることがないよう、『部落学序説』をはじめとする、予定している論文を書き続けていくことにしましょう。

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