2009年10月 2日 (金)

●<世界の貧困>を読んで、胸えぐられる思い・・・

今日、ジェレミー・シーブルック著『世界の貧困 1日1ドルで暮らす人々』(青土社)を、104ページまで読みました。

第1章・目に見えない貧困、第2章・貧困を測定する、第3章・貧困を定義するを読み終え、今、第4章・貧困のメカニズムを通読中です。

この『世界の貧困』を読みながら、筆者、胸えぐられる思いがします。『世界の貧困』という書物を通して、世界の人々の置かれた貧困の現実と意味が、筆者の精神世界にどっと押し寄せてきます。

筆者、ここ数年、読書をしていて、この『世界の貧困』から受けた衝撃ほど大きな衝撃を受けた本はありません。この本を通して、筆者、いままで漠然と認識していた、<世界>と<日本>と<筆者>との関係を、霧が晴れた世界のようにはっきりと認識することができたからです。

日本の知識階級・中産階級が、さまざまな形で権力批判・社会批判をしているにもかかわらず、ある場合は抗議・交渉をしているにもかかわらず、なぜ、世の中を変えることができないのか・・・、『世界の貧困』は、その原因と理由すら解明してみせてくれます。

自民党政権が繰り返し主張してきた、<大企業が豊かになれば、日本の国民も豊かになる>という経済政策上のテーゼ・・・、『世界の貧困』によると、<グローバリゼーションが体現している改善のモデル>「金持ちが今よりはるかに金持ちになったときにのみ、貧乏人は少しだけ貧乏でなくなる・・・」に酷似・・・、否、そのものであるといっても過言ではありません。

『世界の貧困』は、<大企業が豊かになれば、日本の国民も豊かになる>というイデオロギーが<現代の貧困>の直接的原因であるといいます。

そのような<世界><日本>の中で生きる<筆者>の生き方のモデル・・・、『世界と貧困』の83ページ<他のかたちの貧困>に記述されています。

ジェレミー・シーブルック著『世界の貧困』・・・、日本の知識階級・中産階級が、明治以降、身につけることがなかった知性と教養に満ちています。

訳者の渡辺景子氏は、<訳者あとがき>でこのようにまとめています。

「本書は「貧困についてだけでなく、われわれの生き方についてもラディカルな見直しを呼びかける」ものである。一日一ドル未満の生活イコール貧困ではなく、物が溢れる中で「もっと多く」を追い求めながら、内に虚しさを抱えて生きているのも貧困の一形態である。「充足」「自立」という概念は私たちに、そうした生活を問いなおすことを呼びかける。「自立を通して、われわれは自分が必要としているものを発見する。それは驚くほど少ない」。このことに気づき、身近なところから自分の生活を変えていくことが、世界の貧困に対する私たちの答えなのである・・・」。

このジェレミー・シーブルック著『世界の貧困』は、無学歴・無資格の筆者の目には、誰でも一度は通読しておくべき<名著>と映ります。

  

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2009年9月16日 (水)

●祝・民主党政権成立・・・

今日、民主党政権が成立・・・

これで、小泉首相による格差政策の是正がはじまる・・・、ことを期待しましょう。

筆者、政治にはあまり関心がありませんが、郵政民営化の政治方針に合わないからといって、同じ自民党に属する議員を刺客を送り込んでまで潰してきた小泉首相・・・、筆者の目には、すべてのことを<権力>で押し切ろうとする悪しき<独裁者>のように映りました。

小泉政権とそのあとに続く小泉傀儡政権・・・、やっと、国民の手で<打倒>することができました。他の国々においては、<革命>でしか達成することができないような快挙・・・、日本に新しい政治が再構築されることを願います。

筆者が民主党を応援するのは、<小沢民主党>に多くを期待するから・・・。格差政策を実施し、国民を生活苦に追い込んだ自民・公明の連立政権を打倒する政治家・・・、小沢一郎氏しかいないと思っていました。

ともかく、民主党政権成立、おめでとうございます。

  

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2009年8月31日 (月)

●新しい秋のはじまり・・・

昨日の衆議院選挙・・・

民主党が絶対的安定多数の議席を獲得して終わりました。開票開始から開票終了まで、最初から最後までNHKのテレビ報道を見ていました。

東日本、北海道・岩手・福島などが早々と民主党が全議席を確保したのに反して、西日本、とくに山口・九州においては、自民党優勢の傾向が続いていました。

山口県全4区のうち、3区は自民党が議席を獲得・・・、殘り1区は、筆者が棲息している山口2区・・・、ここでは、民主党が議席を獲得しました。山口においては、今回の選挙、自民・公明の圧倒的優勢が報道されていましたが、全国的にみますと、西日本の一部における限定的状況だったようです。

自民・公明の保守の牙城・・・、山口・・・。

筆者の視点からすれば、今回の衆議院選挙は、これまでの西日本中心の政治が東日本中心の政治へと大きくシフトしていくための闘い・・・。

筆者、小沢民主党を支持してきましたが、民主党が小沢一郎氏を更迭していたら、筆者、民主党を支持することはなかったでしょう。<東北の地から、日本の首相を・・・>、筆者も妻もそのときを首を長くして待っていましたが、筆者と妻・・・、まだその可能性を見失ったわけではありません。

日本の国民・民衆が、手に<鋤や鍬>をもって一揆を起こすのではなく、<票>をもって一揆を起こすことができたことは、とてもすばらしいことであると思われます。<一揆>・・・、というより、<革命>であったのかもしれません。

ともかく、この夏最後の日・・・、衆議院選挙は終わりました。新しい時のはじまりを期待しながら、自分の仕事にもどりましょう。

日本基督教団下松愛隣教会の市道沿いの垣根の一角に、民主党の選挙ポスターの掲示があるのは、筆者が牧師をするようになって、はじめてのこころみ・・・。他の牧師たちからは、<政治的音痴>と揶揄される筆者ですが、それでも、教会の庭に、民主党支持の掲示板を設置せざるを得ない政治的状況がありました。

木下英治著『小沢一郎の政権奪取戦略』の最後のページに、小沢一郎氏のこのような言葉がありました。「私は、21世紀を、共生共有の世紀にすべきだと主張しています。共生とは何かと言うと、人類同士のお互いの共存共栄。人類と、自然との共生・・・」

そこには、国民国家の負の遺産の清算の意志が滲み出ています。国家としての<自立><共生>・・・、その理念の実現のためにも、日本の政治改革と国民のための政治を実現してほしい・・・。

  

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2009年8月27日 (木)

●自民党マニフェストの目玉・・・?

あと数日で衆議院選挙の日を迎えます。

今回の選挙は、<マニフェスト>が大きな意味を持っているようです。連日、テレビで各政党の<マニフェスト>の内容が紹介されていますが、筆者、今週は、教会の庭の草取りにいそがしくて、各政党の<マニフェスト>を読む時間的ゆとりと精神的ゆとりをもつことができませんでした。

無学歴・無資格を標榜する筆者・・・、今回の衆院選挙で各政党が、明治以降の近代中央集権国家・天皇制国家で民衆支配の道具として採用した<学歴差別>に対してどのような姿勢をとろうとしているのか、人一倍興味があるのですが、残念ながら、各政党ともあまり明確な姿勢を表明することを避けているようです。ある党を除いては・・・。

ある党というのは、自由民主党・・・。

低所得者層の子供の大学進学に際しては、<給付型奨学金>を創設する・・・、といいます。この<給付型奨学金>は、今回の衆院選挙における自民党のマニフェストの<目玉>的存在であるとか・・・。

テレビニュースでは、<貧しい家庭の子供の大学進学の無料化・・・>として紹介されていましたが、筆者、これらの報道を見て、自民党と学歴差別の関係を、明確に認識することができました。

<貧しい家庭の子供>は、親の収入が少ないため大学進学の学費・生活費を出すことができないため、どんなに学問が好きでも大学に進学することができない。それは、社会的格差の典型・・・。小泉政権下で進行した社会的格差是正のため、自民党が苦肉の策で持ち出してきた提案なのでしょう。

しかし、自民党のこの<マニフェスト>・・・、<貧しい家庭の子供>の側に立って提案されたというより、格差社会が進行していく中で、切り捨てられていく社会層に蓄積されていく欲求不満の<ガス抜き>をするために<創設>されたもののようです。

切り捨てられていく社会層にあって、やがて反体制運動に走る可能性のある<貧しい家庭の子供>の芽をいち早く摘み取ってしまうため・・・。明治以降の学校教育・大学教育の中で貫徹されてきた教育理念・教育行政理念です。

<給付型奨学金>を受けた<貧しい家庭の子供>たちは、自らの出自、<切り捨てられていく社会層>に属していることを忘却させ、国家権力に忠実な<国民>に仕立てていく・・・。

自由民主党の<マニフェストの目玉>とされる<貧しい家庭の子供>のための<給付型奨学金>は、明治以降の学歴主義・学歴差別を核とする社会の温存と継承のため・・・。自民党は、<貧しい家庭の子供>のための<給付型奨学金>を創設すると約束することで、自民党が描く、これから10年、20年、30年・・・、100年後の社会も、これまでの社会と同じ学歴主義・学歴差別の社会であると公言したに等しいと思われます。

自民党のマニフェストには、<脱学歴>の発想が皆無・・・

ほんとうの政治家は、<貧しい家庭の子供>を救済することに走るのではなく、<貧しい家庭>を生みだす<格差社会>そのものを無くする方向で政策を立てるべきではないでしょうか・・・。<貧しい家庭>しか構えることができなかった両親は切り捨て、子供だけは救済するというアブノーマルな自民党の公約・・・。

自民党のマニフェストを書いた人々は、一度たりとも、ほんとうの<貧しさ>を経験したことがないのでしょう。<貧しい家庭の子供>は、いつも、自由に、<貧しい家庭>から切り離されて人生の夢を追いかけることができるわけではありません。<子供>の上に、<貧しい家庭>の現実が重くのしかかり、進学を断念して、両親をはじめとする家族を支えるために日夜働かざるを得ない現実も多々存在します。

<格差社会>を廃絶し、国民が自らの労働で<健康で文化的な生活>を営むことができる収入が保障される社会であれば、<貧しい家庭>を底支えすることができる社会でありさえすれば、<貧しい家庭><子供>に対する<給付型奨学金>を創設する必要はないはず・・・。

無学歴・無資格の筆者の目からみますと、自民党の<マニフェストの目玉>としての<貧しい家庭の子供>の大学進学のための<給付型奨学金>創設は、自民党やマスコミの説く新しい政策などではなく、明治以降の学歴主義・学歴差別にのっかった、極めて陳腐で黴の生えたような国民の分断支配・懐柔策でしかありません。

無学歴・無資格の筆者の視点・視角・視座からしますと、<自民党のマニフェスト>・・・、本質的に相容れないものがあります。

『米百俵』の著者・山本有三のことばにこのようなことばがあります。<・・・先生は・・・「みんなが食えないと言うから・・・人物を養成するのだ。」と言いましたが、私は、今、「日本は勝つのだから、大東亜に指導者になるのだから、人物をたくさん育てあげなければいけない。つぎの時代に備えなければならない。」と大きな声で、叫ばずにはいられないのであります・・・>。

自民党の<マニフェスト>の解説では、<平和教育>に徹しようとする日教組を相も変わらず<偏向教育>とラベリングして、日本の軍国主義の復活を力説しているように見えます。

国民は、二度と、元自民党党首・小泉純一郎のペテン的・詐欺的<米百俵>の解釈に騙されることはないでしょう。

    

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2009年7月26日 (日)

●国民本意の政治を行う財源はある・・・

福島隆彦著『やがてアメリカ発の大恐慌が襲いくる』(ビジネス社・2004)に、日本はアメリカに対して400兆円を貸し出ししている・・・、との説明がありました。

日本の国民が、教育・医療・福祉・就労などの予算カットで、あるいは、企業・組織の経営の縮小化のあおりで苦しんでいるとき、日本の政府は、なぜ、アメリカに貸している400兆円のうち、とりあえず、20%でも30%でも取り戻して、それを国民の生活の安定化につなげないのでしょうか・・・。

他国に400兆円もお金を貸し出ししているのに、それを取り立てもせず、生活に困窮を覚えている国民から更に税金を徴收しようとする政府与党(自民党・公明党)・・・、今度の衆院選挙のマニフェストの中で、そのあたりの党の見解を表明すべきではないでしょうか。

アメリカ国民の<贅沢>のために、日本の国民が<犠牲>を強いられている状況を・・・。そして、政府与党(自民党・公明党)がそのことに一切口をつぐんでいる理由と原因を・・・。

アメリカの対日搾取戦略に手をかして、郵政民営化・ゼロ金利政策・膨大な赤字国債の発行によって、日本の国民の資産を潰してきた政府与党(自民党・公明党)は、一国民の筆者の目からみますと、<売国奴的政党>としてしか見えないのですが・・・。

自民党政権が、<売国奴的政党>を返上し、アメリカに貸した400兆円を取り戻し、それを国民の<福祉>にあてるという一大決断をしたなら、今回の衆議院選挙、自民圧勝ということにもなるのでしょうが・・・。アメリカに貸した400兆円を闇の帳簿に移し、困窮した国民をさらに搾取しようとする自民党政権・・・、そんな気はさらさらないのでしょうか・・・。

無学歴・無資格、経済学の門外漢である筆者、『やがてアメリカ発の大恐慌が襲いくる』の著者・福島隆彦氏のことばに唖然とさせられます。

戦後の自民党政権・・・、いったい何だったのでしょう・・・?

『聖書』に次のようなイエスさまのことばがあります。「子供のパンをとりて小狗に投げ與ふるは善からず」。

そうであるにもかかわらず、富める豚に真珠を投げあたえるような、戦後の自民党政権、それに追従する公明党の連立政権は、信じがたい<売国奴>的政権です。

アメリカよ、日本国民の浄財を返せ!

  
  

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2009年7月 3日 (金)

●仕組まれた金融危機・・・?

気分転換に、副島隆彦著『やがてアメリカ発の大恐慌が襲いくる』(ビジネス社)を読み始めました。

今日、読んだのは、全7章のうち、第1章の「景気は本当に回復しつつあるのか?」と第2章の「日本はもはや経済大国ではない」の2章のみ・・・。

この本、執筆されたのは、<2004年4月10日>ですから、今から5年前の話し・・・。

<緊急出版>として、<たったの一週間>で書き上げられた論文だそうですが、その論文を、5年後の2009年7月3日に読んで、副島隆彦氏の予想された<アメリカ発の大恐慌>の現実化を前提に読み直していく作業・・・、高学歴・高資格の岡山の中学校教師の藤田孝志氏からは、またまた、副島隆彦氏に対する筆者の<批判>に対する揶揄を浴びせられることになるかもしれません・・・。

岡山の中学校教師・藤田孝志氏・・・、いつも、筆者が、その著作物に対して批判検証する学者・研究者・教育者と自分自身を同列において、彼らの権威の<傘>に隠れて、筆者に反論するのが常ですから・・・。

無学歴・無資格の筆者にはなじまない発想です。

筆者、自分の説を<正しい>と証明するために、自分に向けられた批判を、<黒川みどり・朝治武・・・>などの部落史研究の第一人者にも向けられた<理不尽な批判>として問題をすり替えるようなことはしません。

筆者、出版されている部落史の学者・研究者・教育者の論文を、自分の目で読んで、自分の頭で批判検証するのみです。無学歴・無資格、学問に無縁な筆者に、その論文を批判されたからといって、<批判>(クリティーク)にこたえることなく、読者に、<誹謗中傷・罵詈雑言>を浴びせる学者・研究者・教育者の存在を知りません。

黒川みどり氏にしても、朝治武氏にしても、然り・・・。

<部落史の第一人者を自負される岡山の中学校教師・藤田孝志氏>を通して、彼らが筆者を逆批判、誹謗中傷・罵詈雑言のことばを浴びせられているのだとしたら、それこそ笑止千万・・・、みずから、学者・研究者・教育者であることを否定するのと同じでしょう。

脱線してしまいましたが、5年前に<緊急出版>された、副島隆彦氏の『やがてアメリカ発の大恐慌が襲いくる』について、昨年のアメリカのサブクライムローン問題に端を発した<同時多発世界不況>の<事実>を前提に批判(クリティーク)する・・・。無学歴・無資格、歴史学とは無縁の筆者、それこそ、歴史的批判の神髄にかなっていると思うのですが・・・。

歴史研究は、過去に対する絶えざる批判のことですから・・・。

副島隆彦著『やがてアメリカ発の大恐慌が襲いくる』・・・、筆者にとっては、はじめて耳にする、衝撃的な内容でした。日本の外交・・・、昔だけでなく、今も、<国外>向けの情報と<国内>向けの情報との間に、著しい乖離があるようです。

副島隆彦氏、<日本は400兆円もの米国国債を無理やり買わされている>といいます。日本が米国国債を400兆円も所有しているということは、日本がアメリカに400兆円貸しているということ・・・。もしそうなら、日本の国民の福祉・年金をカットして、国民を失業にかりたて、その生活を窮地に追いやらないで、その400兆円を返済してもらって、それを国民の生活安定に使うのが当然・・・、無学歴・無資格、経済音痴の筆者はそう思います。

副島隆彦氏・・・、それを仕組んだのは、<自民党と旧大蔵省>であるといいます。そして、その<策謀に盲目の手先となって加担した若い新聞記者や雜誌記者>にも責任があるといいます。

<日本はこれほどまでに巨額の米ドル(米国債)を買う必要などまったくない・・・>。返済のあてがなくなった米国に、日本の金を貸し続けた、日本の政権与党(自民党・公明党)と日本政府の官僚は、日本を米国の<属国>化する<売国奴の所業>であるといいます。

アメリカの 「軍事ケインズ主義」( militaristic Keynesianism )に追従する日本・・・、筆者、アメリカの属国になるのは、まっぴらごめんです。<売国奴の所業>をする自民党政権から、日本の国政を国民の手に取り戻さなければ・・・。

明日の歴史もおもしろいが、昨日の歴史もおもしろい・・・。昨日の歴史をきちんと把握しないと明日の歴史は見えてこない・・・。

   

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2009年4月10日 (金)

●小沢一郎をめぐる元検事にるよる検察庁批判・・・

筆者、政治にはほとんど無関心・・・。

少なくとも60歳、還暦を迎えるまではそうでした。

しかし、還暦を過ぎたあたりから、筆者、日本の政治、自民党・公明党による連立政権に批判的な思いを抱くようになり、現実的選択として、民主党支持を明確にしてきました。

現実の政治は、<机上の問題>ではないでしょうから、<理想的な政治理念・政治政策>だけを持ち出しても、ほとんど意味がないでしょう・・・。<理想>を少々相殺しても<現実>に日本の政治を変える可能性があるなら、筆者、<小沢民主党>を支持しようと思ったわけです。

そのため、政治に無関係な筆者ですが、庭の一角に、<小沢民主党>の常設の看板を設置することにしたのです。

スーパーで妻が買い物をしているとき、雑誌コーナーで目にした『週刊文春』(2009年4月9日号)に、《小沢一郎の賭け 櫻井よしこ×郷原信郎×上杉隆》という記事が掲載されていました。

対談をした3人のうちのひとり・郷原信郎氏は、長崎地方検察庁次席検事を経験された方・・・、元検事・・・。

その元検事の郷原信郎氏が、今回の小沢一郎氏の秘書逮捕をめぐる検察庁の一連捜査について、「検察側の都合という「国策」はあったのかもしれません・・・」と、その捜査が<国策捜査>であったことを必ずしも否定していません。

今回の事件について、「検察史上に残る大失敗捜査」と手厳しく批判します。

郷原信郎氏、「検事をしていた経験から、私は当初、「これだけでは終わらない。もっと大きな事件に広がるだろう」と思っていました。しかし、実際あるいは、、ほとんど逮捕事実だけで起訴している。つまり、あっせん収賄や贈収賄を念頭に置いて捜査したのに、その証拠を固められなかったわけです。これまでの検察の常識からすれば考えられない立件であり、明らかな失敗です。」と言い切ります。

郷原信郎氏、検察の<非常識>な捜査で、「政治が大きな影響を受けるのは危険」であるといいます。

今回、検察権力が、国民中心の政治改革を主張する、小沢民主党による政権奪取に対して、横槍を入れ、その政権交代への流れに支障を来し、自民・公明両党の国民軽視の政治体制の温存をはかろうとしたことは、国民の一人としては、決して忘れてはならないことがらであると思われます。

小沢民主党が打ち出した、すべての企業・団体献金の全面禁止・・・。小沢民主党・・・、政治における<企業・団体献金>の排除・・・、徹底的に遂行することになるのでしょうか・・・。

麻生政権・・・、とんだ火遊びをしたものです。

筆者・・・、昔の自民党の<良心>は、自民・公明与党にではなく、民主党にある・・・、と認識していますので、小沢一郎が日本の首相になり、国民本位の政治を構築してくださるよう、切に願う次第です。

<良家のおぼっちゃまの政治ごっこ・・・>、小沢一郎氏に一掃してもらって、日本に、ほんとうの政治、議会制民主主義の実現と定着を遂行していただきたいと思います。

  

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2009年3月26日 (木)

●政治的に中立でない検察機構・・・

2009年3月26日の朝日新聞「私の視点」欄に、北海道大学教授・山口二郎氏(政治学)の「◆小沢氏秘書起訴・まず民主党が動きを起こせ」と題する文章が掲載されていました。

山口二郎氏、「検察という官僚組織が政治的に中立でないことは、いままでの政治家に絡む事件を見れば明らか・・・」であるといいます。

<日本の検察は政治的に中立である>・・・というのは、日本の国民が抱かされている幻想なのでしょうか・・・。実際は、「検察とメディア」は、同調して世論を操作しているようです。

山口二郎氏、「今回、検察は総選挙直前というタイミングでその政治性を発揮した。・・・半世紀以上も日本を統治してきた自民党政権がまさに落城寸前なのだから、旧来の体制に安住してきた人々は大変な危機感を抱いているに違いない。政権交代がまさに権力の奪い合いであるという政治の現実を思い出させてくれたことは、この事件の第一の教訓である。」といいます。

そして「政権交代を起こそうとしている民主党に対して、この種の邪魔が入ることは考えてみれば当然である。それにへこたれているようでは、政党として未熟である。」といいます。

北海道大学の政治学の教授・山口二郎氏の発想と、無学歴・無資格、政治学の門外漢である筆者の発想・・・、かなり類似性と親和性がありそうです。

山口二郎氏、「今回の事件の第二の意義」として、「政権交代に対する期待水準を引き下げてくれたこと」をあげます。山口二郎氏、「政治家や政党を選ぶのは、よりましなものを見分ける作業」であるといいますが、それは、「政権交代可能な政党政治を支える国民の気構え」であるといいます。

それは、<政治的現実主義>に立脚した、国民の政治参加のことです。

北海道大学教授・山口二郎氏(政治学)の「◆小沢氏秘書起訴・まず民主党が動きを起こせ」・・・、無学歴・無資格、政治や政治学と縁のない筆者の発想に近い・・・ということは何を意味しているのでしょう。

インターネットで<山口二郎>を検索しますと、<岡山県出身>とありました。

<また、岡山か・・・>、それが、筆者の素朴な心境です。生まれてから29歳まで過ごした岡山・・・、その精神風土を今もなお受け継いでいると考えられなくもないが、<岡山>からの影響は、はやく、クリアして、白紙に戻したいと願う昨今です。<岡山>を歴史・文化・宗教・政治を批判検証するために・・・。

ただ、筆者と山口二郎氏の違いは、山口二郎氏が「小沢氏が党首である限り、政府与党を攻撃する破壊力は持ち得ない」とするのに反し、筆者は、<小沢民主党>である限り、<政権交代>を実効性を持ち、これまでの自民党政権の表裏を知り抜いた小沢一郎氏の政治改革・行政改革によって、日本の国と政治を再生・新生させることができる、極めて現実的な最短路線になると思っている・・・。

筆者は、小沢一郎氏に、4年~8年間、日本の首相として活躍していただきたいと願っています。戦後からいままでの自民党政権が積み重ねてきた様々な悪弊・・・、民主党が政権をとっても、そう簡単にはなくならないでしょうから、事実上の<自民党左派>(昔与党、今野党・・・をこう表現するのは好ましくないかもしれませんが・・・)の小沢一郎氏に首相として国政の実務を担当してほしい・・・。

 

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2009年3月25日 (水)

●<小沢民主党>、だから民主党を支持・・・

無学歴・無資格、政治に縁のない筆者・・・

昨日の民主党・小沢一郎氏の記者会見をテレビニュースでみて、筆者の<決断>を噛みしめる・・・。筆者、今後も、<民主党>を、それが<小沢民主党>であるという理由で支持していくことを決めました・・・。

小沢一郎氏の<日本の議会制民主主義の確立>のための戦い・・・、何があろうと途中で投げ出さないで、最後まで戦ってほしい・・・。自民党の内部事情にも精通し、なおかつ、自民党の負の遺産を清算し、<企業本位>ではなく<国民本位>の政治を指向する、小沢民主党をおいて他に、筆者が、日本の政治の明日を託すことができる政治家はいない・・・。

筆者・・・、東京地検の捜査・・・、いまだに、<国政捜査>であるとの懸念を払拭することができません。地検の捜査は、<公平と正義>が徹底されているとは思われません。一国民の目からみますと、自民・公明の現政権と<癒着>し、自民・公明の現政権を利する<走狗>と化しているとしてしか・・・。

民主党党首・小沢一郎殿、あなたしか、小泉首相の行政改革で決定的となった<格差社会>を根底からくつがえし国民本位の政治を行うことができる<実践的>政治家はいない。

日本の首相になり、ほんとうの国民本位の行政改革を実践してほしい・・・。

  

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2009年3月11日 (水)

●拝啓、民主党党首・小沢一郎殿・・・

拝啓、民主党党首・小沢一郎殿

今日の夕食後、妻と一緒に、NHKの『クローズアップ現代』・・・、「不況が直撃・子供たちに何が」を見ていました。

その番組の中で、親の経済的事情で、高校を中退できない子供たちの数が、全国で7万人に達している・・・、と報道されていました。

同じく、親の経済的事情で、高校に進学することがでいない子供たちも相当存在していると思われます。

そして、中卒でとまったり、高校を中退した子供たちが、不況の中、経済的困窮に直面した家族をささえるために、明日の希望も夢も捨てて、その日の生活のために追われる姿は、見ていて、胸潰れる思いがします。

番組を見ながら、子供たちがこのような状況に追い込まれる状況は、既に10年前にはじまっており、それは、小泉首相の「痛みを伴う行政改革」という名の格差社会の構築と、子供・高齢者などの社会的<弱者>の切り捨て政策によってますます加速された結果であると思わされました。

明日の日本を担う子供たちの置かれた現実・・・、それこそ、自民党・公明党の与党政権が、日本の国民にもたらした悲惨な現実です。今の日本の政府には、社会的<弱者>として切り捨てられ、勉学の道を絶たれ、家族を支えて生きていなければならない人々の痛み苦しみを知り、理解し、共感することができる感性を持っている人など、誰もいないのでしょう。

定額給付金としてばらまかれる2兆円・・・、いまさらながら、もっと有効な使い道があったのではないかとあらためて考えさせられています。親の経済的事情で高校に進学できない中学生・・・、高校を中途退学しなければならない高校生・・・、いくらでも救済措置を講じることができたのではないでしょうか。

教育は国家100年の計・・・、明治以降の日本の政治の美風を事実上否定する自民党政権に怒りを禁じ得ません。

筆者、これまでの自民党の政治の有り様を熟知し、その上で、政治を改革、国民本位の政治を断行しようとされる、民主党とその党首・小沢一郎殿に、大いなる期待を託さなければなりません。

筆者、無学歴・無資格、それに加えて典型的な政治音痴ではありますが、自民党の国策捜査に屈することなく、来る衆議院選挙で政権交代を実現し、国民本位の新たな日本の政治を構築してくださいますよう、謹んでお願い申し上げます。

  

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