2008年9月29日 (月)

●県立高校も<格差>を強化・・・

スーパーで買い物をしていたとき、一人の中年の女性が筆者に語りかけてきました。

「あら、先生じゃありませんか・・・」。

その女性の方、筆者が、10年間に渡って、山口県の職業訓練機関で情報処理の資格取得講座の講師をしていたときの受講生のひとり・・・。「先生」というのは、「パソコンの先生」という意味です。

その方、話したいことがいっぱい胸につまっておられたようで、長男の方は、今年、徳山高校を卒業して九州の某国立大学の工学部に進学されたとか・・・。長女の方は、現在徳山高校で勉学中、長女の方は、国立大学の法学部で勉強を希望されているとか・・・。

たしか、5、6年前のことですが、それまでの学区制が廃止されて、周南地区の名門・徳山高校へは、5%という制限事項が廃止され、徳山市だけでなく、新南陽市・下松市・光市・鹿野町・熊毛町からも自由に進学できるようになりました。その結果、県立の徳山高校・下松高校・光高校、それまでは、それなりの国公立大学への合格者数を誇っていたのに、現在では、徳山高校(国公立大学合格者数130名)・下松高校(70名)・光高校(20名)の間で序列がはっきりとしてきたとか・・・。

山口県の教育委員会は、徳山高校を重点校として優遇してきましたので、旧学区制が廃止されたことで、受験生が徳山高校に集中するようになったのでしょう。

なにとなくさびしい感じがしますね・・・。5、6年前の学区制の廃止・・・、格差社会対応型の山口県の高等学校再編成であったようです。

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2008年7月26日 (土)

●公教育の信頼・・・

今日の朝日新聞の第一面に「公教育の信頼 回復傾向」と題する記事が掲載されていました。

朝日新聞社と岡山のベネッセとの共同調査の結果のようですが、一面の記事と3面、31面の関連記事に目を通していて、なにとなく寒々としたものを感じました。

「子どもが通っている学校に満足していますか?」という問いに、中学生の親の約30%は「不満足」を表明しています。つまり30人クラスの中の9人の生徒の親が、学校に対して、つまり、学校の組織・教員・カリキュラム・指導方法などについて、「満足」していないということになります。

「学校の先生は信頼できるか?」という問いに対して43.2%の人が「信頼できない」と答えています。学校の教員にたいする学歴・指導力・人格等について、問題を感じている親が30人クラスの中に13人いるということになります。

「先生たちの教育熱心さに満足しているか?」という問いに対しては、36%の人が、「満足していない」・・・、つまり、学校の教師に、授業・指導における熱心さが欠けていると指摘されています。30人クラスに10人の人が、学校の教師に熱心さがないと解答しています。

「教科の学習指導に満足しているか?」という問いに対しては、27.3%の人が、教科の指導内容に「満足していない」と答えています。30人クラスに8人の人が、学校の教師の指導方法・指導内容に問題を感じているということです。

総合的判断しますと、現在の学校の教師に対しては、27%~43%の人が、生徒と親に不満足の思いを与えているということを意味します。30人クラスでは8人~13人の人々が、学校の教師の指導方法・指導内容に疑問を感じていることを示しています。

しかし、朝日新聞と岡山のベネッセは、「公教育の信頼 回復傾向」にあると報道しています。

3面には、「高学歴ほど教育投資」・「進む格差再生産」の言葉が並びます。

記事の中で、「学歴社会の平等神話はもはや終わった・・・」、「さらに格差の再生産まで進んでいるようだ。」と記されています。

「学歴社会の平等」など、無学歴・無資格の筆者の目からしますと、内容のないスローガン程度の意味しかありません。「神話」「神話」で終わったとしての何等不思議はありません。

学校の教育現場では、「格差の再生産」が当然の如く闊歩しているようです。お茶の水女子大学・耳塚寛明教授は、「日本社会は、親の学歴と富を背景とした教育投資が、子どもの将来を決定づけてしまう社会へと変わろうとしている。」と指摘していますが、教育における「格差の再生産」の最大の担い手は、教育界と学校の教師自身にあるのではないかと考えられます。

大分県の公教育機関を舞台にした「大分県教職員採用汚職」・・・。「格差の再生産」のパイオニアとして、「親の学歴と富を背景とした教育投資」として「汚職」が日常化していた可能性があります。

まじめにこつこつ努力してきて何回も教職員採用試験に受験してきた人々の点数を不合格ラインまで減点し、実力で教職員採用試験に合格できる優秀な教員になる可能性のある人を落してしまう・・・。そして、実力を持っていない自分の息子や娘を、「親の学歴と富を背景とした教育投資」として考え、「汚職」という、公務員にとっても教職員にとってもあるまじき違法行為を行ってまでも、「格差」社会の「勝ち組」にしようとする・・・。自分のこどもさえよければ、あるいは、自分の仲間さえよければ、他人のこどもの将来などどうでもいいという極めてエゴイスティックな学校教師の現実・・・・。

「歴代教育長も口利き? 大分採用汚職 押収リストに名」の記事の傍らで、「公教育の信頼 回復傾向」と題する記事が掲載される、不自然さ・不可解さ・・・。

もしかしたら、「大分県教職員採用汚職事件」で不正に学校教師になった人との割合と、学校教師の指導方法・指導内容に問題を感じ、信頼できないとする人々の割合は、ほとんど同じではなかったか・・・。

インターネットで人権サイトや同和教育サイトで展開される中学校教師による、教育者としての資質を疑わせるような発言や書き込みの数々・・・。日頃の欲求不満を、2チャンネルやBBSで、自らの汚物を吐き出すように書き連ねる学校教師たち・・・。何が人権で、何が同和教育なのだろうか・・・? 国の同和対策事業・同和教育事業終了と共に、いっせいに同和教育から手を引いてしまった学校教師、それでもあとに残って同和教育らしきものにかかわっている学校教師は、公教育における「格差再生産」の枠組みの中で、「格差再生産」の担い手として、忠実に日々の業務を遂行する・・・。

『部落学序説』とその関連ブログ群で筆者が、批判検証の対象にしているのは、部落史の学者・研究者・教育者が無自覚的に共有して、その是非を問うことなく、意識の奥深くに閉じ込めてしまった差別思想・「賤民史観」です。「格差」は、一見、新しい用語のように見えて、その実、近代中央集権国家・明治天皇制国家の民衆支配の方法として最初から近代的政治の枠組みの中に組み込まれてきたものです。

そんな学校教師の手に最後に残されるものは何か・・・。

インターネットの世界の到来で、その価値が著しく減少してしまった、知識の切り売り、もったいぶったひけらかし・・・? 

それすら、満足な点数を得ることができず、教育界における「出世」のために、教師は教頭へ、教頭は校長へ、校長は教育委員会へ、「汚職」という「学歴と富を背景とした教育投資」を行う、まことに<あきれるほど立派な>手口で、「格差再生産」の社会を作り上げるパイオニアになることを自負する人々・・・。

「公教育の信頼 回復傾向・・・」

この記事を書いた朝日新聞の記者、書いたあと読者に背中を向けて、「アカンベー」をしているのではないでしょうか・・・。騙される方が悪いと・・・。

猛暑が続く中、夏風邪を引いて高熱にうなされた記者が見た<妄想>なのかもしれません。筆者、新聞記者は、健康で冷静なときに、事実だけを淡々と伝えることでその職責を果たすことができると考えます・・・。

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2008年3月31日 (月)

●衆議院議員山口2区補欠選挙で、民主党を<応援>・・・

Han0803313ユスラの花・・・。

妻の話しでは、このユスラの木、今が満開とか・・・。

教会の庭の桜、桜の中で一番遅く咲く八重桜の一種ですが、まだ、つぼみは小さく固いままです。垣根の木とゆきやなぎの木の間で花を咲かせています。

今日、庭の手入れをしているとき、衆議院議員山口2区補欠選挙にでられる平岡秀夫さんが、下松愛隣教会の筆者を尋ねてくださいました。

平岡秀夫さん、日本基督教団の牧師で、民主党衆議院議員(兵庫3区)の土肥竜一さんと親しいとか・・・。

それで、応援する・・・、というわけではありませんが、筆者、東北出身の小沢一郎に日本の首相になってほしいので、山口2区の衆議院議員補欠選挙、平岡秀夫さんを<応援>することにしました。

筆者、極めて保守的で、非政治的な人間ですので、<応援>といっても、市道沿いに、ポスターを設置する場所を提供することぐらいしかできませんが・・・。

平岡秀夫さんが秘書の方とお見えになったとき、筆者、野良作業の最中、ちょうど、ホテイアオイの手入れをし、水槽の水を取り替える作業をしながら、雑草をとっていたときなので、筆者の手、どろだらけ・・・。

平岡秀夫さん、手袋をとって、どろだらけの筆者と握手されました。上下作業着に着替え、襟首から虫が入らないように、たれ布のついた麦わら帽子をかぶり、花粉症対策用のマスクをつけ、手首には袖筒、足はゴム長靴、風のある間は綿入り半纏を身にまとっている、どろだらけの筆者と握手・・・。

筆者、一瞬、野良作業で土に汚れた筆者と素手で握手される平岡秀夫さん、ただものではない・・・、と思いました。筆者、この4月の衆議院議員山口2区補欠選挙に際しては、平岡秀夫さんを<応援>することにしました。

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