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2009年7月 4日 (土)

●部落学序説の解釈原理の普遍性・・・

インターネットの古書店で入手した資料の中に、近世幕藩体制下の小藩・徳山藩の<穢多>と同じ状況に置かれていた某藩の<穢多>に関する研究論文がありました。

しかも、その研究者の方・・・、筆者の『部落学序説』の解釈原理に極めて近い立場から、その藩の<穢多>に関する史料を解析しておられます。

<部落史研究は決して一般論を主流とするわけではない。個別特殊の事例研究から入って、そして一般に及ぶ。一般から演繹的に出てくるのではない。・・・その特性をどのように生かすかということが、非常に重要・・・>。

1987年の論文集・・・。

上野茂著『被差別民の精神世界・部落史観の転換』(明石書店)のはしがきに、「奈良県下での「部落史観の転換」は、1970年代後半からはじまった。古い由緒をもつ県下の被差別部落から発掘された地区内文書、あるいは周辺地域の関係文書に依拠した研究成果は、それまでの部落史観に大きな変化をもたらすものであった。」・・・、とありましたが、前期の1987年の論文集は、それから10年後の、奈良から遠く離れた地方の被差別部落に関する論文集・・・。

筆者の『部落学序説』とその関連ブログ群・・・、それは、孤立して存在する、無学歴・無資格である筆者の手になる<独断と偏見>の産物などではなく、日本全国、こころある部落史の学者・研究者・教育者によって、研究されていた内容に多くの共通点が存在する類のものでした。

部落史研究の<一般説>(賤民史観)に立って、筆者の『部落学序説』とその関連ブログ群の内容を<独断と偏見>に過ぎないとして、筆者に<誹謗中傷・罵詈雑言>を投げ続けてきた、部落史研究の第一人者を自負される、岡山の中学校教師・藤田孝志氏・・・、彼は、<勉強不足>で、<一般説>に抵触することを自覚しながら、それでも遂行されていった、地方の部落史研究の存在を知らなかったのかもしれません。

今日、HDに保存していた、岡山の中学校教師・藤田孝志氏のホームページ・BBSに公開されていた全文書を削除しました。評価するに足らず。岡山部落解放研究所紀要第6号『渋染一揆関係史料集(附現代語訳)』も、藤田孝志氏の賤民史観のフィルターを通してではなく、直接読破する必要がありそうですから・・・。藤田孝志氏の誤字脱字だらけの『渋染一揆関係史料集(附現代語訳)』の紹介と、かなり恣意的な解説・・・、無学歴・無資格、部落史研究の門外漢である筆者の目からみても、いずれも評価するに価しません。

筆者としては、非常に残念な<結論>になりました。

  

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