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2008年5月22日 (木)

●いまだに芸予地震の爪痕・・・

芸予地震の爪痕・・・、まだ教会の屋根の一角に残っていました。

教会の玄関の上の小さな屋根のことですが、今日、洗浄機で屋根瓦の土や苔を取り除いたあと、屋根のおねの補修作業をしました。

芸予地震のとき、瓦と瓦の間の土が流動化し、ほとんど流れ落ちてしまいました。中にはヒビが入った瓦や、割れた瓦もありました。何年もかけて、筆者がひとりで修復、保守作業をしてきたのですが、教会の玄関の上の小さな屋根は何もしないでいました。一見、問題があるようには見えなかったからです。

しかし、昨年、クリスマスの飾りをつけるためにその屋根に登ったとき、屋根瓦の上には、土が砂のように全面に広がっていて、屋根瓦の土が流動化したためであると直感しました。昨年、ほとんど台風が来なかったので、気がつくのが遅れたようですが、もし、大きな台風が直撃していたら、教会の玄関の小さな屋根、間違いなく崩落していたことでしょう。

今日は、とりあえず、屋根のおねの部分を屋根瓦補修用のセメントで固めました。他の瓦は、明日、屋根瓦用接着剤を買ってきて固定したあと、屋根瓦補修用のセメントで、瓦のヒビや隙間を埋めて行きます。

そのあと、教会の玄関の花壇を整理しました。春の花は全部とりのぞき、夏の花に入れ換えます。

26年前、下松愛隣教会に赴任してきたとき、教会は、バラスを敷きつめた庭の上にぽつんと建っていました。夏は、バラスの庭の照り返しで礼拝堂の中は蒸し風呂のようになり、秋は、台風の暴風雨で波に弄ばれる船のようになりました。少し激しい雨が降ると、牧師館は、4箇所も5箇所も雨漏り・・・。冬は、つめたいすきま風が吹き込み、小さな石油ストーブではほとんどあたたまりません。

筆者の妻、教会員の矢野姉と一緒に、教会の庭の廻りに防風林を植えることにしました。矢野姉が天に召されたあとも、筆者の妻、庭の周囲に庭木を植え続け、台風の突風にさらされる部分には、栗の木や柿の木を植えました。台風で実を落すこともありますが、栗や柿、そのときも教会の建物を暴風雨から守ってくれます。

川向こうから吹いてくる突風も、今は、庭木がしっかりと防いでくれます。

防風林代わりの庭木には、小鳥がやってくるようになりました。

今日、久しぶりに教会の屋根に登って、上から、教会の庭を見下ろしたとき、教会の庭、ずいぶん庭らしくなってきたな・・・、と思いました。いろいろな木の葉のみどりがきれいです。

芸予地震が残していった傷跡・・・、<自然>がそっと包み、その傷跡を癒してくれているような感じがしました。

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