●春の庭の雑草・・・(6)
この菜の花は、切花用の菜の花です。
茎や葉が細くて、花だけが目立ちます。今、簡易温室から出して、礼拝堂の南側の窓の下に移しています。
今、教会の庭に咲いている菜の花は、この切花用の他に、みずなの菜の花があります。
昨日、夕食に、妻が、みずなの菜の花を調理しました。そして、妻曰く、「みずなの菜の花、苦みがあるでしょう。この苦みがおいしいのよね・・・。あなた、このよさ分かる・・・?」
正直いって、筆者は、苦みのある食材は苦手です。
今朝、妻は、朝食に、ブロッコリーの菜の花(といってもまだつぼみですが・・・)を調理しました。こちらの方は、苦みがほとんどなく、おいしくいただきました。
筆者のすきな、唱歌に、「おぼろ月夜」があります。
菜の花畠に、 入日 うす れ、
見わたす山の 端、霞ふかし。
春風そよふく、空を見れば、
夕月かかりて、にほひ淡し。
里わの火影も、森の色も、
田中の小路を、たどる人も、
蛙のなくねも、かねの音も、
さながら霞める、朧月夜。
作詞家・高野辰之氏は、長野県出身、飯山市の小学校で教鞭を執っていた時、この歌詞を作ったそうです。作曲家は、岡野貞一。この人は、鳥取県出身で、熱心なクリスチャンです。
中学校のとき、国語の中島先生から教えていただきました。中島先生は、美人の先生で有名でしたが、筆者が、休憩時間、新約聖書を読んでいるのを見て、話しかけてこられたことがあります。
「君は、どうして聖書を読んでいるの? 君のうち、クリスチャン?」
「いいえ違います・・・」
「じゃ、どうして聖書を読んでいるの?」
「家が貧しくて、教科書以外、この本しか持っていないからです・・・」。
その中島先生が、中学校最後の授業の日、「思い出に・・・」といって、教えてくださったのが、この、「菜の花畠に、 入日 うす れ」という詩です。中島先生は、ひとことひとこと、言葉を説明されながら、筆者の方をみながら、「この歌を作曲したのは、クリスチャンです・・・」と話してくださいました。
どんなに努力してもとれなかった国語の「5」・・・。中学生最後に、中島先生からいただいて、うれしくて、うれしくて、とびあがりました。
それ以来、筆者、うれしいときに、くちをついてでる歌は、この「菜の花畠に、 入日 うす れ・・・」という、唱歌です。筆者にとっては、この歌、国語の中島先生から教えていただいた<讃美歌>です。
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