2005.09.01

はじめに

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はじめに

この論文は、既存の個別科学研究に拘束されず、歴史学、社会学・地理学、民俗学、宗教学、政治学、法学、行政学等の学際的研究として、永年の試行錯誤の上に達成された、部落差別問題に関する新しい認識を提示します。

民俗学の創始者・柳田国男は、「常識という言葉ほど私を悩ませたものはない」といいます。個別科学研究における常識としての一般説・通説も、常に、研究に携わるものの悩みの種になります。常識を超えて発言するとき、常識はずれであるとの批判を免れません。

部落差別問題の場合も、この常識や通説がひとり歩きして、部落差別の解消実現への大きな足枷となってきました。

戦後の部落史研究のはやい時期に、この常識や通説の見直しがなされていたら、部落差別問題は、その淵源があきらかにされ、部落差別はとっくの昔に解消されていたことでしょう。なにしろ、部落差別解消のために、33年間15兆円という膨大な時間と費用が注がれ、それ以上に多くの人々が動員されたのですから・・・。それにもかかわらず、同和対策事業が終了した今日においても、未だに、部落差別事件が発生し、そのことで悩み苦しむ青少年がいるということは、33年間の同和対策事業及び同和教育事業が瑕疵のある常識や通説を取り除くことができなかったことを意味します。

筆者が提唱する部落学は、日本の社会を部落差別に拘束する常識や通説を取り除くことを目的としています。

部落学は、2、3の部落研究・部落問題研究・部落史研究の学者・研究者・教育者によって、それぞれの立場から提唱されてきてはいますが、いずれも学として確立されているとはいえません。むしろ、いずれの部落学構築も様々な困難に直面しその壁を突破できないでいるといっても間違いではありません。

この部落学序説は、部落学構築に先立って、部落学構築の前提と可能性を批判的に検証します。これまで、部落研究・部落問題研究・部落史研究によって認定されてきた常識および通説も、あらためて、批判・検証の対象になります。部落差別の根源について、多くの学者・研究者・教育者が、徹底的な批判・検証が必要であることを認識しています。

明治以降積み重ねられてきた部落差別に関する史料や伝承は、皇国史観や唯物史観の背後にある共通の史観・賤民史観から解放されて、正当な解釈がなされることを求めています。

この部落学は、解釈原理として、(1)常民・非常民論、(2)新けがれ論を採用しています。いずれも、従来の部落研究・部落問題研究・部落史研究では、とりあげられたことがない理論です。無学歴・無資格の筆者が創設した理論が、どれだけ人々によって受容されることになるのか、まったくの未知数ですが、単なる学際的研究としてではなく、ひとつの新しい総合科学としての部落学は、従来の個別科学研究がなし得なかった、部落差別に対する体系的な分析と総合を可能にしてくれるでしょう。

総合科学としての部落学は、日本の社会を薄暗い差別の中に閉じ込めた、日本の歴史学に内在する差別思想である賤民史観を批判の対象にします。部落学序説は、既存の被差別部落に関する史料・伝承のテキスト批判として遂行されます。決して、被差別部落の人々やその運動団体、また彼らに支援と連帯を主張している、学者・研究者・教育者・運動家・政治家等のことばとふるまいを直接批判するものではありません。

部落学序説の筆者である私は、日本の社会が、この差別思想である賤民史観から解放されて自由になる日、その日が部落差別完全解消の日であると思っています。賤民史観は、「差別する人」・「差別される人」・「差別させる人」、すべての人の精神の奥深くに根を張っています。差別者・被差別者、それぞれの課題として、賤民史観を粉砕・打破するために課題を共有し、共闘していかなければ、日本の社会から部落差別を取り除くことはできないでしょう。差別思想である賤民史観からの解放は、隣人や他者だけでなく、私たち自身をも、賤民史観から解放し、愚民としてではなく、賢民として生きることができる可能ならしめるのです。

差別者のうえにも、被差別者のうえにも、差別なき社会が実現するよう、祈りをこめて、無学歴・無資格・無能力をも顧みずこの部落学序説を執筆します。

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表記規則

【まえがき】表記規則


●論文の構成

 
この論文は、筆者が作成した研究計画書に基づいて執筆されます(実際は、現在に至るまで数回、修正を余儀なくされました)。

●文献の引用
 
(執筆開始時の方針)
この論文は、正規の学術論文には該当しませんので、学術論文の体裁や書式を踏襲する必要はありません。この論文で使用する史料や伝承の淵源を明らかにすることは、その中に記載されている差別記事の閲覧を可能にする恐れが多分にありますので、「差別行為」として行われる調査の便を図ることがないよう、書名・論文名・資料名の列挙にとどめます。論文完成後、この論文で使用する史料や書籍、約700点のリストを公表します。

(修正後の方針)
論文執筆の途中で、この論文で使用する史料や書籍、約700点の「参考文献」の一覧表を公表しました。文献には、筆者固有の文書番号を付して、引用の場合は文書番号を表示することにします。文書番号は[XX-YY]の形式で、XXは分類番号、YYは連番を意味します。[XX-YY-ZZZ]の形式で表示する場合のZZZはページ番号を意味します。

●人名・地名の取扱方
 
(人名について)
人名については、極力引用を避けることにします。文献を引用する場合、[XX-YY]の著者という表現に統一します。『部落学序説』上での批判は、学者・研究者・教育者・運動家等に対する個人攻撃ではなく、その「テキスト」に対する批判ですので、[XX-YY]の著者という表現が妥当かと思います。

(地名について)
地名の取扱方については、「絶対座標」(実名記載)ではなく「相対座標」(東西南北の位置関係で記載)を用いて表示することにしています。たとえば、徳山藩の四カ所の「穢多村」は、その地理的位置関係から、「徳山藩東穢多村」・「徳山藩西穢多村」・「徳山藩南穢多村」・「徳山藩北穢多村」と呼ぶことにします。実名ではないことを示すため「」付きで表現します。


●記号と文字色 

「・・・」という記号は、筆者の癖で、表現が不十分であることを示すときに使用します。青色の文字色は、『部落学序説』の筆者による強調を示す場合に使用します。緑色の文字色は、[XX-YY]、[XX-YY-ZZZ]等の文書番号と引用文を表示するときに使用します。赤色の文字色は読者の方々からご批判があった箇所を表示します(現在文章の文字色を赤色にしているのは別の理由ですので、追々修正していきます)。

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対象読者

【まえがき】対象読者

『部落学序説』を執筆しはじめた当時、想定される「対象読者層」にはかなり明確なイメージがあったのですが、最近、そのイメージがかなり崩れています。

コメントや電話をくださる方々の年齢・性別・職業はまちまちで、「対象読者層」を絞り込むことは事実上不可能になっています。

大半のひとは、「検索サイト」からの検索によってアクセスされる方々がほとんどで、多くの場合は、一読することもなく、『部落学序説』をあとにされているのではないかと思われます。

『部落学序説』の文章の長さと、一般説・常識から逸脱した内容とは、『部落学序説』の各文章の再利用の可能性を著しくせばめているのではないかと推測されます。短時間で的確に必要とする情報を入手することができるのがインターネットの醍醐味なら、『部落学序説』の文章構成は、論文形式で、しかもトップダウン形式で執筆していますので、読者の方々が必要な事項だけ、ピックアップして再利用する形態になじまないのではないかと思われます。

筆者が、学歴・資格を一切持ち合わせていないことを明言しているためでしょうか、読者の方々の中には、その学歴・資格に基づいて指導をかってでてくださる方がおられますが、筆者の能力不足で、せっかくのアドバイスを充分に生かすことができない場合がほとんどです。

結局、『部落学序説』の読者層をしぼりこめず、「独白」(筆者のひとりごと)の形式で執筆を継続している状況にあります。

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文責と著作権について

【文責と著作権について】

●文責について

『部落学序説-「非常民」の学としての部落学構築を目指して』の文責については、すべて、筆者である吉田向学個人にあります。

●著作権について


この論文作成のための費用については、すべて筆者個人の負担です。いかなる団体や組織からの援助・支援を受けていないことを明記しておきます。当然、この論文の著作権は、筆者個人に帰属します。

●「吉田向学」とは

吉田向学は、NIFTYのココログ(有料サイト)で、ID・パスワード・メールアドレス等で特定された契約者(吉田向学の実名)と同一視されます。 

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参考文献

【まえがき】参考文献


『部落学序説』で使用する引用文献・参考文献をリストアップしました。


●「一般文献」は、市販されている雑誌・書籍のことです。
●「郷土史資料」は、徳山市立図書館郷土史料室で閲覧・複写した資料・論文等のことです。一般に公開されている文書とはいえ、中には、被差別部落の地名・人名が記載されているものも少なくありません。そのことを考慮し『部落学序説』執筆に際して引用する文献の出典は、徳山市立図書館の検索コンピュータで検索できない「史料」名、「論文」名で掲載します。
●今回、部落解放同盟の関係者の方が指摘される「地域限定情報」(山口県内では公開されているが日本全国向に公開されていない情報)は、筆者が特定することはできませんので、「関係者の方」に関係があると思われる記述は、内容の是非を問うことなく、すべて、本文から削除します。
●また、同和対策事業が実施されているときは「公開」されていたが、同和対策事業終了後に「非公開」にされた文書等についても、筆者が特定できる類のものではありませんので、同様に、内容の是非を問うことなく、すべて、本文から削除します。


1.一般文献

01-00【部落問題入門書】

01-01「部落問題要論」(小森哲郎著・解放出版社)

02-00【部落問題総論】

02-01「部落民とは誰か」(現代思想・青土社)
02-02「脱常識の部落問題」(灘本昌久他編・かもがわ出版)
02-03「部落差別調査等規制条例の制定と意義」(部落解放研究所編)
02-04「行動のための解放思想」(小森龍邦・明石書店)
02-05「いま部落解放に問われているもの」(師岡佑行著・明石書店)
02-06「今なぜ部落解放基本法か」(部落解放研究所編・解放出版社)

03-00【一般史】

03-01「日本社会の歴史」(網野善彦著・岩波新書)
03-02「国史上の社会問題」(三浦周行著・岩波文庫)
03-03「日本とは何か」(網野善彦著・講談社)
03-04「新日本史(上)」(竹越与三郎著・岩波文庫)
03-05「新日本史(下)」(竹越与三郎著・岩波文庫)
03-06「江戸開府」(辻達也著・中央公論社日本の歴史13)
03-07「世界史のなかの日本近現代史」(正村公宏著・東洋経済)
03-08「山口県の歴史」(小川国治著・山川出版社)
03-09「西洋政治思想史Ⅰ」(藤原保信他編・新評論)
03-10「西洋政治思想史Ⅱ」(藤原保信他編・新評論)
03-11「東風西雅」(宮崎市定著・岩波文庫)

04-00【部落史概論・通史】

04-01「部落解放史 熱と光を 上巻」(部落解放研究所編・解放出版社)
04-02「部落解放史 熱と光を 中巻」(部落解放研究所編・解放出版社)
04-03「部落解放史 熱と光を 下巻」(部落解放研究所編・解放出版社)
04-04「部落の歴史と解放理論」(井上清著・田畑書店)
04-05「部落史がわかる」(上杉聡著・三一書房)
04-06「被差別部落の歴史」(原田伴彦著・朝日選書)
04-07「部落の源流」(高本力著・三一書房)

05-00【中世部落史】

05-01「日本中世都市の世界」(網野善彦著・ちくま学芸文庫)
05-02「日本中世の村落」(清水三男著・岩波文庫)
05-03「法と言葉の中世史」(笠松宏至著・平凡社)
05-04「的と胞衣」(横井清著・平凡社)
05-05「日本中世の民衆像 平民と職人」(網野善彦・岩波新書)
05-06「中世 瀬戸内の旅人たち」(山内譲著・吉川弘文館)
05-07「武士の誕生 坂東の兵どもの夢」(関幸彦著・NHKブックス)
05-08「信長と十字架 天下布武の真実を負う」(立花京子著・集英社新書)
05-09「ヨーロッパ文化と日本文化」(フロイス著・岩波文庫)

06-00【近世部落史】

06-01「近世身分と被差別民の諸相」(寺木伸明著・解放出版社)
06-02「身分差別社会の真実」(斉藤洋一他著・講談社現代新書」
06-03「江戸町奉行 支配のシステム」(佐藤友之著・三一新書)
06-04「弾左衛門体制と頭支配」(全国部落史研究交流会編・解放出版社)
06-05「城下町警察日記」(紀州藩牢番頭家文書編纂会編・清文堂)
06-06「江戸の刑罰」(石井良助著・中公新書)
06-07「幕末遠国奉行の日記 御庭番川村修就の生涯」(小松重男著・中公新書)
06-08「足軽目付犯科帳 近世酒田湊の事件簿」(高橋義夫著・中公新書)
06-09「十手・捕縛辞典 江戸町奉行所の装備と逮捕術」(名和弓雄著・雄山閣)
06-10「目明し金十郎の生涯 江戸時代庶民生活の実像」(阿部善雄著・中公新書)
06-11「旧事諮問録 江戸幕府役人の証言」(旧事諮問会編・岩波文庫)
06-02「かわたと平人 近世身分社会論」(畑中敏之著・かもがわ出版)
06-03「渋染一揆論」(柴田一著・明石書店)
06-04「江戸時代の被差別民衆」(久保井規夫著・明石書店)
06-05「刑吏の社会史」(阿部謹也著・中公新書)
06-06「切支丹風土記」(宝文堂)
06-07「キリシタン書・排耶書」(岩波日本思想大系)
06-08「西洋紀聞」(新井白石著・教育社)
06-09「西洋紀聞」(新井白石著・岩波文庫)
06-10「歴史人口学で見た日本」(速水融著・文芸春秋)
06-11「刀狩り 武器を封印した民衆」(藤木久志著・岩波新書)
06-12「村からみた日本史」(田中圭一著・ちくま新書)
06-13「江戸の百姓時代」(田中圭一著・ちくま新書)
06-14「江戸時代の村人たち」(渡辺尚志著・山川出版社)
06-15「庄屋日記にみる江戸の世相と暮らし」(成松佐恵子著・ミネルヴァ書房)
06-16「江戸時代の人づくり」(久保田信之著・教文選書)
06-17「小林一茶」(宗左近著・集英社新書)
06-18「近世風俗史(1)」(喜田川守貞著・岩波文庫)
06-19「近世風俗史(2)」(喜田川守貞著・岩波文庫)
06-20「近世風俗史(3)」(喜田川守貞著・岩波文庫)
06-21「女重宝記・男重宝記 元禄若者心得帳」(現代教養文庫・社会思想社)
06-22「吉原と島原」(小野武雄著・講談社学術文庫)
06-23「江戸の酒 その技術・経済・文化」(吉田元著・朝日選書)
06-24「民衆運動の歴史」(岩波日本思想大系)
06-25「国学運動の思想」(岩波日本思想大系)
06-26「載恩記・折りたく柴の木・蘭東事始」(岩波日本古典文学大系)
06-27「新井白石」(岩波日本思想大系)
06-28「新井白石の現代的考察」(宮崎道生著・吉川弘文館)
06-29「新井白石 日本思想史研究」(池田雪雄著・ふたら書房)
06-30「武家の女性」(山川菊枝著・岩波文庫)
06-31「安藤昌益の闘い」(寺尾五郎著・人間選書)
06-32「貝原益軒・室鳩巣」(岩波日本思想大系)
06-33「山鹿素行」(岩波日本思想大系)
06-34「江戸お留守居役の日記 寛永期の萩藩邸」(山本博文諸・講談社学術文庫)
06-35「伊予小松藩会所日記」(増川宏一著・集英社新書)
06-36「武士の家計簿 加賀藩御算用者の幕末維新」(磯田道史著・新潮新書)」
06-37「幕末武士の失業と再就職 紀州藩田辺詰与力騒動一件」(中村豊秀著・中公新書)
06-38「黒船前後 志士と経済」(服部之総著・岩波文庫)
06-39「吉田松陰留魂録」(古川薫著・講談社学術文庫)
06-40「幕府歩兵隊 幕末を駆けぬけた兵士集団」(野口武彦・中公新書)
06-41「奥羽越列藩同盟 東日本政府樹立の夢」(星亮一著・中公新書)
06-42「幕末日本探訪記 江戸と北京」(ロバート・フォーチュン著・講談社学術文庫)
06-43「幕末百話」(篠田鉱造著・岩波文庫)
06-44「幕末の藩政改革」(田中彰著・塙選書)
06-45「新井白石序論」(宮崎道生著・吉川弘文館)
06-46「石門心学」(日本思想大系・岩波書店)
06-47「熊沢蕃山」(日本思想大系・岩波書店)

07-00【近代部落史】

07-01「一外交官の見た明治維新(上)」(坂田精一訳・岩波文庫)
07-02「一外交官の見た明治維新(下)」(坂田精一訳・岩波文庫)
07-03「英国外交官の見た幕末維新」(ミットフォード著・講談社学術文庫)
07-04「日本近代化の思想」(鹿野政直著・講談社学術文庫)
07-05「近代日本思想案内」(鹿野政直著・岩波文庫別冊)
07-06「明治維新 日本の歴史20」(井上清著・中公文庫)
07-07「戊辰戦争から西南戦争へ 明治維新を考える」(小島慶三著・中公新書)
07-08「会津藩はなぜ朝敵か」(星亮一著・ベスト新書)
07-09「会津と長州と」(井口富夫著・東京経済)
07-10「ある明治人の記録 会津人柴五郎の遺書」(石光真人編著・中公新書)
07-11「明治維新と西洋文明 岩倉使節団は何を見たか」(田中彰著・岩波新書)
07-12「明治維新と部落解放令」(石尾芳久著・三一書房)
07-13「明治初年解放令反対一揆の研究」(吉並隆司著・明石書店)
07-14「明治六年政変」(毛利敏彦著・中公新書)
07-15「明治維新と日本人」(芳賀徹著・講談社学術文庫)」
07-16「思想からみた明治維新 明治維新の哲学」(市井三郎著・講談社学術文庫)
07-17「志士と官僚 明治を創業した人々」(佐々木克著・講談社学術文庫)
07-18「部落史における東西 食肉と皮革」(全国部落史研究交流会編・解放出版社)
07-19「維新旧幕比較論」(木下真弘著・岩波文庫)
07-20「近代日本を語る 福沢諭吉と民衆と差別」(ひろたまさき・吉川弘文館)
07-21「差別の視線 近代日本の意識構造」(ひろたまさき・吉川弘文館)
07-22「峠の廃道 秩父困民党紀行」(井出孫六著・平凡社)
07-23「植木枝盛選集」(家永三郎著・岩波文庫)
07-24「明六雑誌(上)」(山室信一他編・岩波文庫)
07-25「明治百話(上)」(篠田鉱造著・岩波文庫)
07-26「明治百話(下)」(篠田鉱造著・岩波文庫)
07-27「東北 つくられた異境」(河西英通著・中公新書)
07-28「ヘボン書簡集」(高谷道男編・岩波書店)
07-29「奇跡の村 隠れキリシタンの里・今村」(佐藤早苗著・河出書房新社)
07-30「密約外交」(中馬清福著・文芸春秋)
07-31「幕末外交と開国」(加藤祐三著・ちくま新書)
07-32「武士道の逆襲」(菅野覚明著・現代講談社新書)
07-33「オーストリア外交官の明治維新」(新人物往来社)
07-34「日露戦争の世紀 連鎖視点から見る日本と世界」(山室信一著・岩波新書)
07-35「歴史はいかに語られるか 1930年代国民の物語批判」(成田龍一著・NHKブックス)
07-36「日本近代思想批判 一国知の成立」(子安宣邦著・岩波文庫)
07-37「破戒」(島崎藤村著・岩波文庫)
07-38「破戒」(島崎藤村著・新潮社)
07-39「夜明け前」(島崎藤村・講談社日本現代文学全集8)
07-40「夜明け前」(島崎藤村著・岩波文庫)
07-41「島崎藤村」(平野謙著・岩波文庫)
07-42「日本の近代小説」(中村光夫著・岩波新書)
07-43「最暗黒の東京」(松原岩五郎・岩波文庫)
07-44「地域史のなかの部落問題 近代三重の場合」(黒川みどり著・解放出版社)
07-45「平民新聞論説集」(林茂他編・岩波文庫)
07-46「被差別部落一千年史」(高橋貞樹著・岩波文庫)
07-47「水平社運動試論」(部落史研究交流会編・解放出版社)
07-48「水平」(部落問題文献叢書第3巻1・世界文庫社)
07-49「融和運動の史的分析」(布引敏雄著・明石書店)
07-50「忘れ去られた西光万吉 現代の部落問題再考」(吉田智弥著・明石書店)
07-51「隣保事業の思想と実践 姫井伊介と労道社」(布引敏雄著・解放出版社)
07-52「賀川豊彦と現代」(鳥飼慶陽著・兵庫部落問題研究所)
07-53「資料集 賀川豊彦全集と部落差別」(キリスト新聞社)
07-54「シナリオ 橋のない川」(解放出版社)
07-55「近代の奈落」(宮崎学・解放出版社)
07-56「東日本の被差別部落」(部落解放373)
07-57「近代日本と部落問題」(部落解放470)
07-58「田中正造の生涯」(林竹二著・講談社現代新書)
07-59「現代キリスト教の思想」(世界の思想21・河出書房)
07-60「賀川豊彦全集」(全4巻・キリスト新聞社)

08-00【現代部落史】

08-01「踏査報告 貧窮の農村」(猪俣津南雄著・岩波文庫)
08-02「狭山裁判 上」(野間宏著・岩波新書)
08-03「狭山裁判 下」(野間宏著・岩波新書)
08-04「紀州 木の国・根の国物語」(中上健次著・朝日文庫)
08-05「第12回部落解放西日本夏期講座講演集」(部落解放研究所)
08-06「日米安保肯定論」(中村菊男編・高陽堂)
08-07「同和こわい考 地対協を批判する」(藤田敬一著・阿吽社)

09-00【天皇制】

09-01「天皇制国家の支配原理」(藤田省三著・未來社)
09-02「天皇制」(井上清・東京大学出版会)
09-03「天皇と勅語と昭和史」(千田夏光著・汐文社)
09-04「憲法論争 その経緯と焦点」(NHK編・日本放送出版協会)
09-05「人民史観から見た維新、天皇制」(井上清著・梓書店)
09-06「新天皇系譜の研究」(角田三郎著・オリジン)
09-07「靖国」(伝統と現代79・伝統と現代社)
09-08「慰霊と招魂 靖国の思想」(村上重良著・岩波新書)
09-09「神々の明治維新 神仏分離と廃仏毀釈」(安丸良夫著・岩波新書)
09-10「天皇制の文化人類学」(山口昌男著・岩波文庫)
09-11「天皇制の基層」(吉本隆明・赤坂憲雄著、講談社学術文庫)
09-12「共同幻想論」(吉本隆明著・角川文庫)
09-13「きけわだつみのこえ 日本戦没学生の手記」(日本戦没学生記念会編・岩波文庫)
09-14「大礼記念帳」
09-15「天皇制と朝鮮人」(安宇植著・三一書房)
09-16「天皇と朝鮮人と総督府」(金一勉著・田畑書店)
09-17「宗教・政治・天皇制」(反靖国・反天皇制連続講座実行委員会編・勁草書房)
09-18「民衆の中の天皇制」(反靖国・反天皇制連続講座実行委員会編・勁草書房)
09-19「天皇制と靖国を問う」(反靖国・反天皇制連続講座実行委員会編・勁草書房)
09-20「天皇制と宗教批判」(桑原重夫著・社会評論社)
09-21「天皇の戦争と庶民」(稲垣真美・国書刊行会)
09-22「キリスト者の戦争責任」(森岡巌他著・教文館)
09-23「内村鑑三と現代」(鈴木俊郎編・岩波書店)
09-24「日本社会と天皇制」(網野善彦・岩波書店)
09-25「国家神道」(村上重良著・岩波新書)
09-26「江原万里全集第1巻」(江原万里著・岩波書店)
09-27「江原万里全集第2巻」(江原万里著・岩波書店)
09-28「江原万里全集第3巻」(江原万里著・岩波書店)

10-00【民俗学】

10-01「神道民俗学」(講座日本の民俗宗教1・弘文堂)
10-02「瀬戸内の被差別部落 その歴史・文化・民俗」(沖浦和光・解放出版社)
10-03「被差別部落の暮らしから」(中山英一著・朝日選書)
10-04「習俗 倫理の基底」(佐藤俊夫著・塙新書)
10-05「ケガレの民俗誌 差別の文化的要因」(宮田登著・人文書院)
10-06「ケガレ 差別思想の深層」(沖浦和光・宮田登、解放出版社)
10-07「ケガレ意識と部落差別を考える」(辻本正教・解放出版社)
10-08「境界の発生」(赤坂憲雄著・講談社学術文庫)
10-09「日本の祭」(柳田国男著・角川文庫)
10-10「毎日の言葉」)柳田国男著・角川文庫)
10-11「民俗学の熱き日々 柳田国男とその後継者たち」(鶴見太郎著・中公新書)
10-12「宮本常一という世界」(佐田尾信作著・みずのわ出版)
10-13「生き神信仰 人を神に祀る習俗」(宮田登著・塙新書)
10-14「古代研究 民俗学篇」(折口信夫著・角川文庫)
10-15「仏教民俗学」(山折哲雄著・講談社学術文庫)
10-16「日本の民俗と仏教」(歴史公論52・雄山閣)
10-17「民俗探訪事典」(宮田登他編・山川出版社)
10-18「民俗学がわかる事典」(新谷尚紀著・日本実業出版社)
10-19「民話の手帳」(国文学第21巻15号・学燈社)
10-20「今昔物語 本朝武上」(池上洵一編・岩波文庫)
10-21「今昔物語 本朝武中」(池上洵一編・岩波文庫)
10-22「今昔物語 本朝武下」(池上洵一編・岩波文庫)
10-23「竹の民俗誌 日本文化の深層を探る」(沖浦和光著・岩波新書)
10-24「壁を超える」(赤坂憲雄他編別冊東北学5・作品社)
10-25「幻想としての壁」(赤坂憲雄他編別冊東北学6・作品社)
10-26「忘れられた日本人」(宮本常一著・岩波文庫)
10-27「家郷の訓」(宮本常一著・岩波文庫)
10-28「わが住む村」(山川菊枝著・岩波文庫)
10-29「にっぽん部落」(きだみのる・岩波新書)
10-30「東北ブランドは可能か」(赤坂憲雄他編別冊東北学7・作品社)」
10-31「甲州街道・長州路ほか」(司馬遼太郎著・朝日文庫)
10-32「白河・会津のみち 赤坂散歩」(司馬遼太郎著・朝日文庫)
10-33「差別の民俗学」(赤松啓介著・ちくま学芸文庫)
10-34「失われた日本の風景 故郷回想」(薗部澄他著・河出書房新社)
10-35「失われた日本の風景 都市懐旧」(薗部澄他著・河出書房新社)
10-36「なつかしの小学一年生」(熊谷元一著・河出書房新社)

11-00【社会学】

11-01「ルポ現代の被差別部落」(若宮啓文著・朝日文庫)
11-02「解放社会学研究1」(日本解放社会学会・明石書店)
11-03「解放社会学研究2」(日本解放社会学会・明石書店)
11-04「解放社会学研究3」(日本解放社会学会・明石書店)
11-05「解放社会学研究4」(日本解放社会学会・明石書店)
11-06「解放社会学研究5」(日本解放社会学会・明石書店)
11-07「社会学」(ギデンズ著・而立書房)
11-08「バーガー社会学」(バーガー・学習研究社)
11-09「社会調査のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ」(谷崎一郎著・文芸春秋)
11-10「月夜のムラで星を見た 解放同盟末端書記長の生活ノート」(みなみあめん坊著・情報センター)
11-11「被差別の文化・反差別の生きざま」(福岡安則他編・明石書店)
11-12「同和教育への社会的視座「(鐘ケ江晴彦著・明石書店)
11-13「社会同和教育変革期」(江嶋修作編・明石書店)
11-14「流言の社会学 形式社会学からの接近」(早川洋行著・青弓社)
11-15「共同体と農民」(講座農を生きる4・三一書房)
11-16「エンジニア百姓事始」(岡田幸夫著・農文協)
11-17「離農 その後彼らはどうなったのか」(天間征編・NHKブックス)
11-18「不平等社会日本 さよなら総中流」(佐藤俊樹著・中公新書)
11-19「下流社会 新たな階層集団の出現」(三浦展著・光文社新書)
11-20「明治東京下層生活誌」(中川清編・岩波文庫)
11-21「ドキュメント 賭場」(鎌田慧著・岩波新書)
11-22「勝ち組SE・負け組SE」(岩脇一喜著・羊泉社)
11-23「インディアスの墓についての簡潔な報告」(ラス・カサス著・岩波文庫)
11-24「日本イデオロギー論」(戸坂潤著・岩波文庫)
11-25「虚構の報道」(佐藤友之著・三一書房)
11-26「相互行為分析という視点」(西坂仰著・金子書房)
11-27「フーコーの系譜学」(桑田禮彰著・講談社)

12-00【宗教学】

12-01「宗教学」(岸本英夫著・大明堂)
12-02「宗教とは何か とくに日本人にとって」(中村雄二郎著・岩波現代文庫)
12-03「宗教社会史の構想 真宗門徒の信仰と生活(有元正雄著・吉川弘文館)
12-04「真宗の宗教社会史」(有元正雄著・吉川弘文館)
12-05「日本宗教と部落差別」(伝統と現代73・伝統と現代社))
12-06「日本の宗教と部落差別 差別からの解放を求めて」(新教出版社)
12-07「宗教と部落問題」(部落解放研究所編)
12-08「宗教と部落問題(続)」(部落解放研究所編)
12-09「良寛(上)」(井本農一著・講談社学術文庫)
12-10「日本仏教史」(辻善之助著・岩波書店)
12-11「家の変貌と先祖の祭」(森岡清美著・日本基督教団出版局)
12-12「宗教改革と近代社会」(大塚久雄著・みすず書房)
12-13「罪と罰 日本民衆信仰史」(笠原一男著・教育社歴史新書)
12-14「キリシタン史」(清水紘一著・教育者) 
12-15「教会史 上」(小笠原正敏著・日本基督教団出版局)
12-16「日本キリスト教史」(海老沢有道他著・日本基督教団出版局)
12-17「基督信徒のなぐさめ」(内村鑑三著・岩波文庫)
12-18「部落解放キリスト者協議会30年史」(部落解放キリスト者協議会編)
12-19「キリスト教と社会主義」(実存主義86・以文社)
12-20「盥の水を箸で廻せ」(東岡山治著・中川書店))
12-21「新約聖書解釈学」(シュトゥールマハッー著・日本基督教団出版局)
12-22「歎異抄」(岩波文庫)
12-23「親鸞」(日本思想大系・岩波書店)
12-24「法然・一遍」(日本思想大系・岩波書店)
12-25「源信」(日本思想大系・岩波書店)
12-26「原始仏典」(中村元著・筑摩書房
12-27「大乗仏典」(中村元著・筑摩書房)
12-28「仏教語源散策」(中村元編・東京書籍)
12-29「続仏教語源散策」(中村元編・東京書籍)
12-30「教団」(伝統と現代77・伝統と現代社)
12-31「原典宗教改革史」(中村賢一郎他編・ヨルダン社)
12-32「キリスト教の源流」(石原謙著・岩波書店)
12-33「キリスト教の展開」(石原謙著・岩波書店)
12-34「宗教幻論 現代への批判的接近」(高尾利数著・社会評論社)

13-00【法制史】

13-01「憲法義解」(伊藤博文著・岩波文庫)
13-02「世界法史概説」(田中周友著・有信堂)
13-03「中世を考える 法と訴訟」(笠松宏至・吉川弘文館)
13-04「日本人の法観念 西洋的法概念との比較」(大木雅夫著・東京大学出版会)
13-05「実定法概説」(大坪稔著・酒井書店))
13-06「近世私法史」(ヴィーアッカー著・創文社)
13-07「都市の意味」(エリュール著作集7・すぐ書房)
13-08「古代オリエントの法と社会 旧約聖書とハムラピ法典」(ベッカー著・ヨルダン社)

14-00【比較文化学】

14-01「古代オリエント集」(筑摩世界文学大系1)
14-02「イスラム 法と国家とムスリムの責任」(真田芳憲著・中央大学出版会)
14-03「解放の神学」(グティエレス著・岩波現代選書)
14-04「社会人類学 アジア諸社会の考察」(中根千枝著・講談社学術文庫)
14-05「魔女狩り」(森島恒雄著・岩波新書)
14-06「イスラエル宗教文化史」(関根正雄著・岩波書店)
14-07「ギリシャ正教」(高橋保行著・講談社学術文庫)
14-08「出る杭はうたれる」(アンドレ・レノル著・岩波書店)
14-09「ユダヤ教とヘレニズム」(ヘンゲル著・日本基督教団出版局)
14-10「古代ユダヤ教Ⅰ」(ウェーバー著・みすず書房)
14-11「古代ユダヤ教Ⅱ」(ウェーバー著・みすず書房)
14-12「初期ユダヤ教と聖書」(土岐健治著・日本基督教団出版局)
14-13「死海文書」(日本聖書学研究所・山本書店)
14-14「死海文書の謎」(ベイジェント他著・柏書房)
14-15「死海文書の謎を解く」(クック著・教文館)

15-00【警察学】

15-01「官僚制・警察」(由井正臣他編・岩波日本近代思想大系)
15-02「警察」(警察制度研究会編・ぎょうせい)
15-03「法務」(法務行政研究会編・ぎょうせい)
15-04「地方自治」(地方自治行政研究会編・ぎょうせい)
15-05「治安維持法と特高警察」(松尾洋著・教育社)
15-06「日本の公安警察」(青木理著・講談社現代新書)
15-07「公安警察の手口」(鈴木邦男著・ちくま新書)
15-08「検事調書の余白」(佐藤道夫著・朝日新聞社)
15-09「自白の心理学」(浜田寿美男著・岩波新書)
15-10「法の涙」(佐藤道夫著・朝日新聞社)
15-11「死刑執行人の記録 知られざる現代刑務所史」(坂本敏夫著・光人社)
15-12「明治密偵史」(八切止夫編・日本シエル出版)
15-13「少年法は誰の味方か」(佐々木知子著・角川書店)
15-14「非行は語る 家裁調査官の事例ファイル」(藤川洋子著・新潮選書)
15-15「警察学入門」(アスペクト29)
15-16「警察官の世間」(久保博司著・宝島者新書)
15-17「日本の警察がダメになった50の事情」(宝島社)
15-18「岩波基本六法」
15-19「裁判員制度」(丸田隆著・平凡社新書)
15-20「日本の軍事システム」(江畑謙介著・講談社現代新書)

16-00【差別問題総論】

16-01「憲法原論」(橋本公亘著・有斐閣)
16-02「差別」(伝統と現代社)
16-03「学歴の社会史」(天野郁夫著・新潮選書)
16-04「学歴社会という神話」(苅谷剛彦著・NHK)
16-05「学力とは何か」(中内敏夫著・岩波新書)
16-06「学問のすすめ」(福沢諭吉著・岩波文庫)
16-07「旧制高校物語」(秦郁彦著・文芸春秋)
16-08「私立中学一貫校しかない! 教育階層化時代の勝ち抜きかた」(井上修著・宝島社新書)
16-09「日本社会で生きるということ」(阿部謹也著・朝日文庫)
16-10「いまなぜ差別を問うのか」(管孝行編・明石書店)
16-11「日本女性の歴史 性・愛・家族」(総合女性史研究会・角川選書)
16-12「女大学評論・新女大学」(福沢諭吉・講談社学術文庫
16-13「女百話(下)」(篠田鉱造著・岩波文庫)
16-14「いじめ社会がやってきた」(現代の眼1982/9)
16-15「ただいま、日本の無理難題」(現代の眼1983/1)
16-16「歴史の中の個性たち」(鹿野政直著・有斐閣選書)
16-17「アイヌ民族抵抗史」(新谷行著・三一新書)
16-18「サンカの民と被差別民の世界」(五木寛之著・講談社)

17-00【同和行政】

17-01「同和問題ハンドブック」(磯村英一著・公務職員研修協会)
17-02「同和対策の現況」(総理府編・大蔵省印刷局発行)
17-03「山口県社会福祉史研究」(杉山博昭著・峯書房)

18-00【同和教育】

18-01「同和教育をすすめるために みんなの幸せをもとめて」(東京都教育委員会)
18-02「部落史をどう教えるか」(稲垣有一他著・解放出版社)
18-03「地域と教育」(鐘ケ江晴彦著・教育学大全集9)
18-04「現代の大学生と同和教育」(部落解放376)
18-05「長州藩部落民幕末伝説」(西田秀秋著・社会評論社)
18-06「新しい日本史の授業」(千葉県高等学校教育研究会歴史部会編・山川出版社)

19-00【史料集】

19-01「水平人の世に光あれ」(沖浦和光編・社会評論社)
19-02「日本史史料 中世」(歴史学研究会編・岩波書店)
19-03「日本史史料 現代」(歴史学研究会編・岩波書店)
19-04「日本史史料集」(笹山晴生他編・山川出版社)
19-05「藩制一覧一」(日本史籍協会叢書・東京大学出版会)
19-06「藩制一覧二」(日本史籍協会叢書・東京大学出版会)
19-02「値段史年表 明治・大正・昭和」(週刊朝日編・朝日新聞社)
19-03大阪の部落史 第4巻 史料編近代1」(大阪の部落史研究会編・解放出版社)
19-04「開国」(田中彰編・岩波日本近代思想大系)
19-05「天皇と華族」(遠山茂樹編・岩波日本近代思想大系)
19-06「官僚制・警察」(由井正臣他編・岩波日本近代思想大系)
19-07「軍隊・兵士」(由井正臣他編・岩波日本近代思想大系)
19-08「宗教と国家」(安丸良夫他編・岩波日本近代思想大系)
19-09「教育の体系」(山佳正己編・岩波日本近代思想大系)
19-10「法と秩序」(石井紫郎編・岩波日本近代思想大系)
19-11「経済構想」(中村政則他編・岩波日本近代思想大系)
19-12「憲法構想」(江村栄一編・岩波日本近代思想大系)
19-13「学問と知識人」(松本三之介他編・岩波日本近代思想大系)
19-14「言論とメディア」(山室信一他編・岩波日本近代思想大系)
19-15「対外観」(芝原拓自他編・岩波日本近代思想大系)
19-17「歴史認識」(田中彰他編・岩波日本近代思想大系)
19-18「科学と技術」(飯田賢一編・岩波日本近代思想大系)
19-20「翻訳の思想」(加藤周一他編・岩波日本近代思想大系)
19-21「文体」(前田愛他編・岩波日本近代思想大系)
19-22「美術」(青木茂他編・岩波日本近代思想大系)
19-23「都市・建築」(藤森照信編・岩波日本近代思想大系)
19-24「家と村」(海野福寿他編・岩波日本近代思想大系)
19-25「民衆運動」(安丸良夫他編・岩波日本近代思想大系)
19-26「差別の諸想」(ひろたまさき編・岩波日本近代思想大系)
19-27「風俗・性」(上野千鶴子他編・岩波日本近代思想大系)
19-28「岩波日本近代思想大系別巻」(岩波書店)

20-00【辞書・辞典】

20-01「日本史小辞典」(竹内理三編・角川書店)
20-02「漢字の用法」(武部良明著・角川書店)
20-03「続・日本のことわざ」(金子武雄著・社会思想社)
20-04「逆引き頭引き日本語辞典」(小内一著・講談社学術文庫)
20-05「岩波英和大辞典」(中島文雄著・岩波書店)
20-06「独和言林」(佐藤通次著・白水社)
20-07「小学館独和大辞典」(国松孝二編・小学館)
20-08「羅和辞典」(田中秀央編・研究社)
20-09「漢字書体字典」(のばら社)
20-10「かな書体字典」(のばら社)
20-11「江戸語の辞典」(前田勇編・講談社学術文庫)
20-12「字訓」(白川静・平凡社)
20-13「東雅」(新井白石・早稲田大学出版部)
20-14「世界大百科事典」(平凡社)
20-15「小百科事典」(平凡社)
20-16「基礎日本語」(森田良行著・角川書店)
20-17「基礎日本語2」(森田良行著・角川書店)

21-00【研究法】

21-01「方法序説」(デカルト著・岩波文庫)
21-02「古文書学入門」(佐藤進一著・法政大学出版局)
21-03「古文書のよみかた」(林英夫著・柏書房)
21-04「漢文便覧」(小林信明他著・評論社)
21-05「歴史学研究法」(今井登志喜著・東京大学出版会)
21-06「地方史研究法」(古島敏雄著・東京大学出版会)
21-07「民俗学の方法」(井之口章次著・講談社学術文庫)
21-08「地域学のすすめ 考古学からの提言」(森浩一著・岩波新書)
21-09「取材学 探求に技法」(加藤秀俊著・中公新書)
21-10「独学のすすめ」(加藤秀俊著・文芸春秋)
21-11「勉強のすすめ」(松山幸雄著・朝日文庫)
21-12「歴史と出会う」(網野善彦著・羊泉社)
21-13歴史を考えるヒント」(網野善彦・新潮社)
21-14「歴史散歩便利帳」(山川出版社)
21-15「近代日本の民間学」(鹿野政直著・岩波新書)
21-16「日本民間学の現在」(思想の科学66)
21-17「学問と世間」(阿部謹也著・岩波新書)
21-18「他者の声 実在の声」(矢野茂樹著・産業図書)
21-19「論理学概論」(近藤洋逸他著・岩波書店)
21-20「論理学」(矢野茂樹著・東京大学出版会)
21-21「詭弁論理学」(野崎昭弘著・中公新書)
21-22「記号論への招待」(池上嘉彦著・岩波新書)
21-23「ソシュール」(カラー著・岩波文庫)
21-24「考えることの科学 推論の認知心理学への招待」(市川伸一著・中公新書)
21-25「教養としての言語学」(鈴木孝夫著・岩波新書)
21-26「文学研究法」(ディキンソン著・南雲堂)
21-27「社会科学の方法 ヴェーバーとマルクス」(大塚久雄著・岩波新書)
21-28「本を書くための本 構想から取材・執筆・本を出すまでのノウハウ、実務教育出版)
21-29「ワープロでつくる自分の本」(田中直道著・ビジネスアスキー)
21-30「団塊世代はなぜインターネットが苦手か」(三木光範著・講談社)
21-31「50代にもよくわかるブログ入門」(滝田誠一郎著・ベスト新書)
21-32「パソコン犯罪から身を守る インターネット時代は危険がいっぱい」(谷岡康則著・講談社)
21-33「アメリカ式論文の書き方」(フライ著・東京図書)
21-34「学者の値打ち」(鷲田小彌太著・ちくま新書)
21-35「研究生活の方法」(鷲田小彌太著・東洋経済新報社)
21-36「博士になる方法教えます」(酒井和夫著・リヨン社)
21-37「知の技法」(小林康夫他編・東京大学出版会)
21-38「大人のための勉強法」(和田秀樹著・PHP新書)
21-39「論争・学力崩壊2003」(仲井浩一著・中学新書)
21-40「詳解著作権法」(作花文雄著・ぎょうせい)
21-41「大学活用法」(岩波書店編集部編)
21-42「大学崩壊」(川成洋著・宝島新書)
21-43「超勉強法」(野口悠紀雄著・講談社)
21-44「超勉強法 実践編」(野口悠紀雄著・講談社)
21-45「超発想法」(野口悠紀雄著・講談社)
21-46「考える力・やり抜く力・私の方法」(中村修二著・三笠書房)
21-47「科学論文をどう書くか」(末武国弘著・講談社)
21-48「鳥島は入っているか 歴史意識の現在と歴史学」(狩野政直著・岩波書店)

22-00【部落史研究法】

22-01「部落史研究の現状と課題」(部落解放研究56・部落解放研究所)
22-02「部落史研究の現状と課題」(部落解放研究75・部落解放研究所)
22-03「1996年近代部落史研究の成果と課題」(友常勉)
22-04「部落史論争を読み解く 戦後思想の流れの中で」(沖浦和光著・解放出版社)
22-05「部落問題のパラダイム転換」(野口道彦著・明石書店)
22-06「部落史を読み直す」(解放新聞社編・解放出版社)
22-07「部落史の再発見」(部落解放・人権研究所編)
22-08「部落史の見方考え方」(寺木伸明著・解放出版社)
22-09「部落差別を克服する思想」(川本祥一著・解放出版社)
22-10「前近代部落史研究はいま」(部落解放263)
22-11「いま、部落史がおもしろい」(渡辺俊雄著・解放出版社)
22-12「同和こわい考を読む」(こぺる編集部・阿吽社)
22-13「部落の過去・現在・そして・・・」(コペル編集部編・阿吽社)
22-14「身元調査」(藤林晋一郎著・解放出版社)
22-15「反差別闘争の課題 差別のルーツを追え」(現代の眼1981/11)

23-00【その他】

23-01「実存主義」(松波信三郎著・岩波新書)
23-02「哲学そのもの」(講座哲学大系1・人文書院)
23-03「哲学の歴史」(講座哲学大系2・人文書院)
23-04「科学理論と自然科学」(講座哲学大系3・人文書院)
23-05「歴史理論と歴史哲学」(講座哲学大系4・人文書院)
23-06「社会科学と哲学」(講座哲学大系5・人文書院)
23-07「芸術理論」(講座哲学大系6・人文書院)
23-08「宗教と倫理」(講座哲学大系7・人文書院)
23-09「心理学概論」(相良守次・岩波書店)
23-10「アミエルの日記」(全8巻・岩波文庫)
23-11「物語の哲学」(野家啓一著・岩波文庫)
23-12「自己のテクノロジー フーコー・セミナーの記録」(ミシェル・フーコー著・岩波文庫) 
23-13「夜の旅」(根本博・根本百合子発行)
23-18「神よりの逃走」(ピカート著・みすず書房)
23-19「沈黙の世界」(ピカート著・みすず書房)
23-20「逆境を受け入れて」(メール著・ヨルダン社)
23-21「責任を負う自己」(ニーバー著・新教出版社)
23-22「旧約聖書の人間論」(ヴォルフ著・日本基督教団出版局)
23-23「ファウスト」(ゲーテ著・河出書房)
23-24「ゲーテ「ファウスト」論考」(徳沢得二著・勁草書房)
23-25「キリスト教倫理」(バルト著・新教出版社)
23-26「捨身で生きる ある牧師の生活と意見」(田崎健作著・日本YMCA同盟出版部)

2.郷土史資料

41-00【研究批判】

41-01「最近の長州藩部落史研究に関する二三の問題点」(北川健)

42-00【語源】

42-01「えた」(部落学事典)
42-02「屠の字義」(加藤常賢「漢字の起源」)

43-00【地図・地理・住所録・地区一覧表】

43-01「主要街道宿駅図」
43-02「支藩及び宰判地図」
43-03「徳山藩領絵図」
43-04「防長両国村別地図」
43-05「周防国久米村の山陽道往還道について」(神本正律)
43-06「岩国のもつ地域的変遷について」(成田勝美)
43-07「熊毛郡室積村風土記」(風土注進案)
43-08「熊毛郡室積浦風土記」(風土注進案)
43-09「萩藩の被差別部落について」(西田彦一)
43-10「宝暦・明和以降の島田川口と室積浦」(北川健)
43-11「久賀町の被差別部落」
43-12「同和関係地区一覧表」(山口県教育委員会)
43-13「会津絵図」
43-14「二井寺山極楽寺境内之図」

44-00【年表・文献目録】

44-01「部落史関係文献目録」
44-02「山口県部落史関係研究論文等一覧(編年)」(北川健)
44-03「長州藩部落史年表」(布引敏雄)
44-04「山口県同和事業史略年表」

45-00【長州藩】

45-01「毛利十一代史」
45-02「防長風土注進案」
45-03「地下上申」

46-00【法令集】

46-01「長州藩の穢多関連法令集(古法)」
46-02「長州藩の穢多関連法令集(新法)」
46-03「四書御書付」
46-04「二十八冊御書付」
46-05「御書付其外後規要集」
46-06「徳山藩御制法」
46-07「岩国藩主要法令集」

47-00【身分制度】

47-01「近世賤民制度の起源と機能」
47-02「萩藩御裏女中と集団」(津田知子)

48-00【藩士】

48-01「長州藩天保改革における文武興隆について 防具剣術と他流の導入」(山内明一)

49-00【士雇】

49-01「御仕置帳にみる足軽・中間・陪臣の実像 長州藩の場合」(西島勘治)
49-02「山代手子について」(渡隆光)

50-00【藩政】

50-01「萩藩職役系統表」
50-02「萩藩の概略」
50-03「防長両国慶長検地郡村別石高一覧解説」
50-04「岩国藩経世家樋口世禎に関する一考察」(有田数土)
50-05「岩国藩の神専売制との藩財政への貢献度」(樋口繁)
50-06「幕末期長州藩の職制改革 反権力機関と当役中をめぐって」(上田純子)
50-06「旧岩国判御家人帳」
50-07「長州藩における海保青陵経済論の受容 文政期「萩湊」開発論の基調と背景」(北川健)
50-08「岩国の被差別民について」(宮田井津美)

51-00【徳山藩】

51-01「徳山藩主要法令集」
51-02「徳山藩の階級制度と給録」
51-03「萩藩の本・支藩関係をめぐって」(田中誠二))
51-04「徳山藩改易と富海・牟礼両村の下草山紛争」(尾川國治)
51-05「徳山藩の概要」
51-06「元和御打渡牒 野上村」
51-07「地下上申 徳山村」
51-08「徳山藩の人口調査」
51-09「天保期生野屋・末武村草山紛争の周辺 天保農民闘争期における農村・農民事情の一端」(北川健)
51-10「須萬盛衰記」
51-11「近世、奈古高田銅山始末抄記」(吉積久年)
51-12「徳山藩の異変」
51-13「徳山藩の明治維新」(樹下明紀)
51-14「河田佳蔵獄中日記」
51-15「浅見安之丞獄中日記」
51-16「本城清・信田作太夫・浅見安之丞 暗殺事件調書写」
51-17「有志詰問録」
51-18「明治維新と徳山」
51-19「内訌と七士の受難」
51-20「徳山受難七士略伝」
51-21「浜崎集 付徳山七士伝」(浅見澤編)

52-00【むらと百姓】

52-01「大庄屋小庄屋江上使より御尋并御供衆被相尋候節御返答可申上覚」(徳山藩)
52-02「毛利氏の領国支配と兵農分離の進展状況について」(利岡俊昭)
52-03「百姓町人に対する名字帯刀の御免について 安政三年以前の船木宰判の場合」(安本知輔)
52-04「長州藩における御仕置の形態 百姓町人の犯科記録から」(西島勘治
52-05「歴史地理より観らる岩国」(川副博)
52-06「玖珂郡誌に見る庶民生活の一断面」(宮田伊津美)
52-07「岩国近辺における天保8年の社会状況について」(藤森俊男)
52-08「近世後期長州藩領における地域・村支配 小郡裁判の入庄屋を例にして」(佐藤淳)
52-09「村田清風における民衆支配思想の展開」(浅田雅直)
52-10「近世の地方知行制 長州藩の場合」(石川卓美)
52-11「地主制形成期における小作料の一形態」(尾川弘)
52-12「地主制形成期における上層農民の農業経営収支について」(尾川弘)
52-13「関所手形」(大野晴美)
52-14「岐波村」(防長風土注進案)
52-15「風土注進案 村別諸統計」
52-16「風土注進案 宰判別産業統計」
52-17「幕末期萩藩宰判別人口統計」(石川敦彦)
52-18「須万村石下げの碑」(播磨定男)
52-19「長州藩の済民策」(三坂圭治)
52-20「萩藩検地考序説」(田中誠二)
52-21「山口県の歴史に見る差別と抑圧の社会的構造」(北川健)
52-22「徳山藩村落機構の変遷」
52-23「熊毛郡北部に見る幕末維新」(北川健)
52-24「室積港の整備」

53-00【百姓一揆】

53-01「享保三年山代百姓一揆に関する史料」(中本三十一)
53-02「山代虫枯れ過去帳の検討」(石川敦彦)
53-03「享保17年の虫枯 享保改革と農村の学習の中で」(藤重俊男)
53-04「岩国領享保一揆の形態」(広田暢久)
53-05「天明6・7年長州藩諸所百姓騒動史料」(北川健)
53-06「万延元年周防大島の悪魔退散一揆 長州藩周布派の産物取立策と瀬戸内情勢の一端」(北川健)
53-07「長州藩の太平の眠りを覚ます天保一揆と天保改革」(北川健)
53-08「長州藩天保一揆に関する若干の史料」(北川健)
53-09「徳山藩天保の大一揆」
53-10「徳山藩天保二年一揆の若干の史料」(田中彰)
53-11「夜市福川百姓騒動一件記」
53-12「山口県百姓一揆総合年表 近世前・中期を中心として」(三宅紹宣他)
53-13「長州藩慶応二年の百姓一揆」(三宅紹宣)
53-14「長州藩天保二年一揆の一断面 エタ騒動にみる民衆の意識情況」(布引敏雄)

54-00【人別改】

54-01「萩藩における人別改の展開とその性格について」(石風呂知典)
54-02「萩藩における人別改の展開とその性格について 論文評」(石川敦彦)
54-03「諸郡戸籍帳と廻船数」(吉本一雄)

55-00【穢多】

55-01「長州藩の茶筅と宮番の偏在の基盤」(北川健)
55-02「長州藩における賤民制の成立と確立 寛文元年牢番役拒否事件の歴史的前提」(北川健)
55-03「長州藩に宮番について」(布引敏雄)
55-04「長州藩被差別部落の成立」(布引敏雄)
55-05「長州藩の被差別部落」(布引敏雄)
55-06「長州藩被差別部落民の土地所有について」(布引敏雄)
55-07「長州藩における幣牛馬処理について」(布引敏雄)
55-08「幕末薩長の牛馬骨交易」(布引敏雄)
55-09「茶筅についての一考察」(光市同和教育資料等調査専門委員会)
55-10「高須久子と吉田松陰 松陰と部落問題をむすぶもの」(布引敏雄)
55-11「防長非人考」(布引敏雄)
55-12「長州藩解剖史」
55-13「医薬道と身分制度 卑賤視されていた野巫医者」(沖浦和光)
55-14「北山餌取法師往生語」
55-15「「勘仲記」にみえる「清目」について」(布引敏雄)
55-16「元禄期における天王寺「非人」集団の諸側面」(寺木伸明)
55-17「山口県の文芸のなかの部落の歴史」(北川健)
55-18「古文書を中心とした山口県部落史の一断面」(野村久麿)
55-19「近世後期長州藩の賤民外延の拡大と後退」(北川健)
55-20「守護大名大内氏と海辺の武装勢力 海賊・警固衆・和寇」(平瀬直樹)

56-00【差別への抵抗】

56-01「差別への抵抗と解放への苦闘」

57-00【穢多の在所】

57-01「十六世紀前半の山代本郷の「名」について」(渡隆光)
57-02「山口県風土誌 本郷村」(近藤清吉)
57-03「風土注進案 玖珂郡本郷村」
57-04「長州藩の被差別部落の存在形態」
57-05「長州藩被差別部落成立の一形態 「垣の内」地名を手がかりにして」(布引敏雄)
57-06「室積村境目書」
57-07「猿まわしをひぐくんだ里」

58-00【長州藩以外の歴史】

58-01「徳島」(部落の歴史・西日本編、高橋啓)
58-11「愛媛」(部落の歴史・西日本編、高市光男)
58-21「岡山」(部落の歴史・西日本編、人見彰彦他)
58-31「広島」(部落の歴史・西日本編、藤本清二郎)
58-32「被差別部落の成立と展開」(一色征忠)
58-41「山口」(部落の歴史・西日本編、広田暢久他)
58-81「福岡」(部落の歴史・西日本編、脇田修)

59-00【幕末】

59-01「長州藩部落解放史覚書 幕末を中心として」(田中彰)
59-02「部落民軍団「維新団」の基本像」(北川健)
59-03「幕末長州藩の奇兵隊と部落民軍隊 兵農分離の原則と農町穢非登用の形式」(北川健)
59-04「新撰組と茶筅隊と維新団」(北川健)
59-05「明治維新と奇兵隊」(田中彰)
59-06「維新団にみる長州藩民衆の郷土防衛意識」(池田利彦)
59-07「長州藩の被差別部落民諸隊について」(布引敏雄)
59-08「時政亀蔵と一新組」(布引敏雄)
59-09「幕末長州藩被差別部落民諸隊の活動」(布引敏雄)
59-10「部落民諸隊の再評価の動き」(布引敏雄)
59-11「幕末維新団始末」(松本誓民)
59-12「茶筅隊関係資料」
59-13「刀を差し、大砲を撃った僧侶の集団 西照寺(本郷村)」
59-14「木谷修蔵」
59-15「会津戦争と地域編成 戊辰戦争・世直し一揆・直轄統治」(田崎公司)
59-16「高杉晋作の「天下」「穢多」の書簡 偽文書のアリバイと時代のシルエット」(北川健)
59-17「吉田松陰と部落問題」(布引敏雄)
59-18「吉田松陰と「討賊始末」 松陰死刑百年祭にちなんで」(奈良本辰也)

71-00【明治維新】

71-01「田中光顕」(明治天皇紀)
71-02「戦後の明治維新研究と長州藩」(田中彰)
71-03「解放令の成立」(近代部落史資料集成)
71-04「解放令と残された差別と貧困」
71-05「伊藤博文公年譜」(伊藤公資料館)
71-06「社会外の社会 穢多非人」(柳瀬勁介
71-07「未完の明治維新」

72-00【キリシタン問題】

72-01「耶蘇結末記」

73-00【条約改正問題】

73-01「井上外務大臣条約改正問題」(明治期外交資料研究会編)
73-02「条約改正と外務省「調書」」(稲生典太郎)

74-00【近代警察】

74-01『山口県警史』
74-02「徳川幕府の警察機構と法則」
74-03「中央集権体制への動き(外交問題の紛糾)」
74-04「維新政府の施策」
74-05「山口県の成立」
74-06『山口県警察史』
74-07「拷問」(古事類苑)

75-00【近代の被差別部落】

75-01「明治前期山口県の未解放部落問題」(北川健)
75-02「山口県近代未解放部落の史的展開」(北川健)
75-03「明治前期山口県の未解放部落問題」(北川健)
75-04「明治中期山口県の部落解放政党論の登場 柏村一介「新平民党」論の歴史的特質」(北川健)
75-05「東京の貧民」(時事)
75-06「近代国民教育における疎外と差別 明治大正期山口県の教育に見る貧困と差別と権利」(北川健)

76-00【水平社】

76-01「東アジア史における水平運動」

77-00【融和運動】

77-01「大和同志会と山口県の部落差別撤廃運動」(北川健)
77-02「山口県昭和戦前期の部落解放運動」(布引敏雄)
77-03「同和運動の早完解消私観」(姫井労堂)
77-04「差別の闇を縫ふて」(河野諦圓)
77-05「松木淳・桂哲雄と島光社 青年を中心とする部落内隣保事業」(布引敏雄)
77-06「松木淳短歌集「荊の座」」
77-07「荊の座 松木淳詩歌集」(布引敏雄他編・文理閣)

78-00【現代の被差別部落】

78-01「光市における戦後の解放史」(丸岡忠雄)
78-02「古文書にみられる光市の被差別部落」(国広哲也)
78-03「「地下上申」絵図による浅江村周辺の歴史について」(岩本忠一)
78-04「浅江部落の起源」
78-05「天保大一揆と部落」
78-06「解放令後の浅江」
78-07「村の生活 周東地区」

79-00【研究史】

79-01「同和問題と地方史研究者の責任」
79-02「防長風土注進案と部落の歴史」(北川健)
79-02「地域被差別民史の研究構想 近年の部落史研究の動向と課題」(のび しょうじ)
79-03「布引敏雄著「長州藩部落解放史研究」の書評」(北川健)

80-00【宗教】

80-01「寺院法度の制度」
80-02「近世部落寺院の成立について(上)」(山本尚友)
80-03「近世部落寺院の成立について(下)」(山本尚友)
80-04「諸国穢寺帳」(杉本昭典)
80-05「穢寺下帳」(杉本昭典)
80-06「長州藩部落寺院史の基礎的考察」(布引敏雄)
80-07「本願寺教団と部落差別 山口県被差別部落の歴史と部落寺院」(布引敏雄)
80-09「照円寺関連文書」
80-10「明治末期山口県の社寺整理について」(木京睦人)
80-11「山口県近代の「盲僧」の存続について」(木村睦人)
80-12「周防国極楽寺」
80-13「過去帳差別記載について」(長岡裕之)
80-14「山口県内での過去帳への差別的身分記載と差別戒名墓碑問題についての取り組み」(増田利生)
80-15「毛利史の研究」(藤木久志編)
80-16「近世本願寺教団と被差別部落の信仰」(平田厚志)
80-17「長州藩における聖俗分離政策とその影響 均等寺院の成立をめぐって」(児玉識)
80-18「周防室積普賢寺縁起の系譜」(布引敏雄)

81-00【廃仏毀釈】

81-01「防長における神道教化史の一構想」(伊藤忠芳)
81-01「幕末長州藩における神仏分離の展開」(北川健)

82-00【同和教育】

82-01「同和問題認識の諸段階と部落史学習の課題」(北川健)
82-02「郷土に関する近代部落史学習の意義と課題」(北川健)
82-03「郷土教育の理想化主義と効用主義への反問 郷土の「明るい」歴史と「暗い」歴史」(北川健)
82-04「同和教育と部落史研究」(河村芳信)
82-05「社会同和教育研修資料 みんだで解決するために」(下松市教育委員会)
82-06「社会同和読本の部落史叙述の姿勢と問題」(北川健)
82-07「小学校保護者同和教育資料みんなで取りくむために」(山口県教育委員会)
82-08「社会同和読本の部落史叙述の姿勢と問題」(北川健)

83-00【同和対策】

83-01「昭和39年8月山口県同和対策の概要」(山口県教育委員会)
83-02「山口県同和地区(一部)の概況調査表」(山口県教育委員会)
83-03「同和事業実績調」(山口県教育委員会)

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ある聞き取り調査

【序文】ある聞き取り調査


昔、ある被差別部落の聞き取り調査に同行したことがあります。

その被差別部落は、山口県北部の寒村にありました。その村の南に位置していて、その被差別部落に立つと、門前町として栄えた街並みと、それを貫く川や街道を眼下に一望することができました。その被差別部落は、どこか、その村全体をその高台から見守っているような感がありました。

yama09 被差別部落の聞き取り調査に同行を求められた私は、訪ねる先が、かって、山口県の郷土史研究の論文の中に「穢多屋敷」のあった場所として古地図を添えて紹介されている被差別部落であると知って、その依頼を快諾しました。

その聞き取り調査は無事終了しましたが、そのとき被差別部落の古老からある話をお聞きしました。その話は、聞き取り調査のあと、時が経過するに連れて、記憶から薄れていくのではなく、筆者の脳裏に深く刻み込まれて行きました。その被差別部落の古老の話は、学校同和教育や社会同和教育で教えられている内容とはまったく異なる、どちらかいうと相反する内容を含んでいたからです。

私は、その古老の話を歴史的に検証してみたくなって、10年間、隣市にある徳山市立図書館の郷土史料室に通い続けました。しかし、学歴を持ち合わせていない私にとって、その作業は簡単ではありませんでした。歴史学、社会学、民俗学・・・、作業に必要な知識や技術は、その都度、時間をかけて自分のものにしなければなりませんでした。

幸いなことに、大学教授の中には、研究の成果だけでなく、その研究方法に関する知識や技術についても執筆される方がおられます。私は、しろうとにも、その研究方法をやさしく解説している『歴史学研究法』・『地方史研究法』・『民俗学の方法』・『民俗探訪事典』などから多くのことを学びました。

徳山市立図書館の郷土史料室の蔵書から学んだことは、時々、調べた内容を他の人に話したのですが、筆者の話を聞いたひとの反応はほとんど同じでした。「それは通説に反している・・・」、「たとへ歴史の事実であったとしても、それは長州藩だけの例外事項に過ぎない・・・」、「それは、何々教授がすでに否定している・・・」という、ほとんど否定的なものばかりでした。

しかし、私は、徳山市立図書館の郷土資料室の史料や論文を調査するにつれて、いつのまにか、「被差別部落の古老の話は、歴史的に真実である」と確信するようになりました。

そして、最近五年間は、約10年の歳月をかけて収集してきた、徳山市立図書館の郷土史料室にある史料・資料と、国道2号線沿いにある宮脇書店等で入手した若干の雑誌・書籍を整理・分析して、それを、筆者固有の視点・視角・視座から体系化することを試みてきました。

既存の学問で検証することができない事柄に対応するには、それに相応しい、新しい学問が必要であると思うようになり、「部落学」構築を意識するようになりました。

もう少し若ければ、更に研究を積み重ねて、完成した「部落学」を提示することができるのですが、私に残された時間はそんなに多くはありません。団塊の世代のまっただなかに生まれた私は、あと数年で定年です。といっても、今既に定職もなく、時間講師などで糊口をすする身ですが、与えられた条件下での最善の試みは、「部落学」構築の前に、「部落学」構築に必要な序説、『部落学序説』を書くことであると確信するに至りました。筆者が執筆を予定している「部落学」は、『部落学序説』で、部落学固有の研究課題と部落学固有の研究方法をあきらかにした上で、執筆にとりかかってもいいのではないかと思うようになりました。

予定している『部落学序説』の論文構成は以下の通りです。

まえがき
第一章 部落学固有の研究対象
第二章 部落学固有の研究方法
第三章 「部落」の定義
第四章 「太政官布告」批判
第五章 「水平社宣言」批判
第六章 「同対審答申」批判
第七章 部落差別完全解消への提言


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※実際に執筆された『部落学序説』は、「序説」の枠を越えて、「部落学」本論でとりあげるべき内容を数多く含んでいます。部落研究・部落問題研究・部落史研究の「一般説」や「通説」に抵触する場合が多く、読者からの批判をいたずらにひき起こさせないための処置として、詳細に論述する場合が多々ありました。この『部落学序説』を書き始めてから、そうでなくても少ない知人・友人を失いました。現在文字通り、「単独」で『部落学序説』の執筆にあたっています。

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被差別部落のある古老の話

【序文】被差別部落のある古老の話


ある被差別部落の古老の家を訪ねたのは冬でした。

私たちは居間に通され、古老から話を聞くことになりましたが、話をしてくれたのは、実は、おばあさんだけで、おじいさんは廊下を隔てた隣の部屋で私たちに背を向けて座っていました。私たちの話を聞いているようでもあり、聞いていないようでもありました。

私は、ある部落史の研究家の実施した聞き取り調査に同行しただけなので、彼と被差別部落のおばあさんの話を横で黙って耳を傾けながらメモをとっていました。おばあさんは、彼と話をしながら、私たちのためにお餅を焼いてく