2007.09.06

●『部落学序説』執筆再開・・・

《読書案内》《総合目次》

今年の3月、急に体調を崩して以来、『部落学序説』の執筆を中断していました。途中、何度か、執筆再開を志したのですが、なかなか思うようにはなりませんでした。夏の暑さに耐える力は十分持ち合わせているとは思っていたのですが・・・。

異常気象続きのこの夏、筆者だけでなく、筆者の所有するサーバー1台とクライアント5台も、猛暑日・真夏日によるハードの高温化で不調を来すことが多々ありました。最近になって、安定した運用ができるようになりました。

前回、下記の文章で、『部落学序説』執筆再開の前に、『部落学序説』を読み直して、その第四章の要約を作ることを約束していましたが、こちらの方も残念ながら実行することができませんでした。あらためて、『部落学序説』第4章を読み直してみますと、少々詳細に論じすぎた場面が少なくありません。

『部落学序説』は、「部落学」の「序説」(プロレゴメナ)としてはじめていたため、明治四年の「穢多非人等ノ賎称廃止」に関する太政官布告の持っている意味と布告後の様々な社会的現象を詳述しなければなりませんでした。明治四年の「穢多非人等ノ賎称廃止」の解釈を、日本の歴史学に内在する、歴史学上の差別思想である「賤民史観」から解放するために止むを得ぬ処置でした。

『部落学序説』第4章の要約は、第5章以下の執筆において適宜実施していきたいと思っています。

3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月・・・、刻々と過ぎ行く時を気にしながら、すでに老齢化がはじまっている、まもなく60歳になる筆者の頭をフル回転させながら、『部落学序説』の執筆再開のために、『部落学序説』執筆開始時に所有していた資料と、執筆開始後、読者の方々から提供された資料の整理と通読に追われていました。

『部落学序説』は、学際的研究としての「部落学」であって、既存の学問に吸収されるべきものではありません。たとえば、いかなる意味でも「歴史学」・「社会学」・「民俗学」等の研究的枠組みの中に埋没することはできません。といっても、『部落学序説』を展開するにあたって、既存の「部落史研究」の成果に対する評価・批判・検証は避けて通ることができないことはいうまでもありません。『部落学序説』の執筆再開のために、多くの歴史資料・文献に目を通すことになり、思った以上に多くの時間を費やしました。

筆者は、まもなく60歳を迎えます。団塊の世代、第一世代に属する筆者は、世の常識でいいますと、「定年退職」の季節を迎えます。しかし、日本基督教団下松愛隣教会の牧師としては、「定年」に関する規定がありません。むしろ、60歳過ぎても、牧師としてその職務を遂行することが求められています。

それなら、なぜ、60歳を意識して、『部落学序説』の執筆を急ぐのかといいますと、ある意味、『部落学序説』の執筆を完了させることで、精神的な区切りをつけたい・・・、という思惑があります。

『部落学序説』のあとには、『部落学本論』が待っていますから・・・。

そして、それ以上に、「余暇」としての『部落学序説』の執筆は、「本業」としての牧師<稼業>、「副業」としての情報処理関連の<稼業>の上に乗っかっての<遊業>でもありますから・・・。

一部読者の方々の『部落学序説』と筆者に対する批判・反論・中傷・非難をも視野に入れながら、『部落学序説』の執筆を再開したいと思います。

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●『部落学序説』第4章付論・・・(2007年09月06日)

『部落学序説』の既存の文章の編集校正作業をすることにしていましたが、猛暑に続く残暑の中、筆者のクライアントサーバーシステムは、高熱のためダウンしてしまいました。

それで、予定していた既存の文章の編集校正作業は中止することにしました。

まだまだ、夏の暑い日々が続きそうなので、冷房の入っていない部屋でのパソコンの操作は、最初から無理だったようです。

高熱になると、ハードが不安定になり、サーバーにインストールしているファイアーウオールが自動で機能を停止してしまいます。機能停止されると、筆者の数台あるクライアントパソコンから、インターネットにアクセスできなくなってしまいます。

残暑が終わり、秋がやってくるまで、『部落学序説』第4章の要約版を執筆することにしました。第4章は、従来の部落史研究の中で取り上げられたことがない主題が多く、説明が煩雑を究めましたので、もう少し分かりやすい形に要約して提示したいと思います。

黒川みどり著『地域史の中の部落問題』の論述を意識しながら・・・。

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